続々発表される賞レースですが、ニューヨーク映画批評家協会賞は作品賞を『Lady Bird』に選びました。監督賞は『タンジェリン』で一躍日本でも有名になったショーン・ベイカー監督の『The Florida Project』。
両作品共にA24作品で、この2本は今後の賞レースで主演女優賞シアーシャ・ローナンと助演男優賞ウィレム・デフォーとともにどう絡んでくるのか注目です。
作品賞(Best Film)
『Lady Bird』 グレタ・ガーウィグ監督
監督賞(Best Director)
ショーン・ベイカー 『The Florida Project』
主演男優賞(Best Actor)
ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)
ルカ・グァダニーノ監督の『Call Me by Your Name』で受賞。
すでにゴッサム・アワードではブレイクスルー俳優賞、ナショナル・ボード・オブ・レビューではブレイクスルー・パフォーマンス賞を受賞している。
主演女優賞(Best Actress)
シアーシャ・ローナン
ゴッサム・アワードに続いて『Lady Bird』で受賞。
助演男優賞(Best Supporting Actor)
ウィレム・デフォー
『The Florida Project』で受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビューに続いての受賞。
助演女優賞(Best Supporting Actress)
Tiffany Haddish
『Girls Trip』(監督:マルコム・D・リー)
脚本賞(Best Screenplay)
『Phantom Thread(ファントムスレッド)』
監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
ナショナル・ボード・オブ・レビューでも最優秀オリジナル脚本賞
撮影賞(Best Cinematography)
『マッドバウンド 哀しき友情』 レイチェル・モリソン
ゴッサム・アワードではアンサンブル賞。
ドキュメンタリー賞(Best Documentary)
“Faces Places(Visages,Villages)”監督:アニエス・ヴァルダ& JR
アニメーション賞(Best Animated Film)
『リメンバー・ミー』“Coco”(米) 監督:リー・アンクリッチ、エイドリアン・モリーナ
ナショナル・ボード・オブ・レビューに続いての受賞。
外国語映画賞(Best Foreign Language Film)
“BPM (Beats Per Minute)(120 Battements Par Minute)”監督:ロバン・カンピヨ
第1回作品賞(Best First Film)
『ゲット・アウト』 監督:ジョーダン・ピール
ジョーダン・ピールは、ゴッサム・アワードではブレイクスルー監督賞、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは最優秀新人監督賞を受賞。