世界のどこかで戦争や紛争が繰り返されている今、国際援助活動家たちが危険を顧みず、人々を救おうと奮闘しています。
そんな彼らの姿を、『トラフィック』『チェ 28 歳の革命』『ボーダーライン』のベニチオ・デル・トロと『シ ョーシャンクの空に』『ミスティック・リバー』『グリーン・ランタン』のティム・ロビンス、『オブリビオン』のオルガ・キュリレンコと『ゼロの未来』のメラニー・ティエリーといった国際的な演技派オールスター・キャストで描いた感動のヒューマン・ドラマ『ロープ/戦場の生命線』(原題『A PERFECT DAY』)が、2018 年 2 月 10 日(土) より、新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国公開致します。
『ロープ/戦場の生命線』予告編完成!更に監督のコメントが 到着!
完成した予告動画では、国連をはじめ、動きの鈍い巨大組織が手をこまねく中、いち早く現地に向かい、自らの危険を顧みずに活動を続ける国際援助活動家たちが 1 本のロープを求めて奔走する姿が映し出されます。
そして、現地の少年との出会いを機に物語が動き出す様子を、伝説の反戦ソング「花はどこへ行った」(マレーネ・ディートリヒ 歌唱バージョン)BGM に描いています。
監督コメント
この映画をジャンルで分けるとすれば、それは「LIFE(人生)」そのもの である。マトリョーシカ人形のように、戦争映画の中にロードムービー があり、その中にコメディがあり、その中にドラマがある。 戦争映画と言えば、暗いトーンやモノクロの典型的な映像で戦地を映 し出すことが多いが、重苦しい映画ではなく活動家たちの仕事を見て 感じたエネルギーや強さを作品にしたかった。撮影は春に行われ、大 自然の美しさと戦争の現実が大きなコントラストを成している。 美しく開かれた風景が、一転して閉ざされた重苦しい風景となる。この 映画は、まるで一日の流れのように次第に暗くなり、より閉塞感を増し ていく。そしてまた日が昇り、新しい光と共に、エネルギーに満ちた一 日がやってくるのだ。
ーフェルナンド・レオン・デ・アラノア監督
人々の“命”を守るために武器を持たずに戦う、知られざる真の英雄たちの愛と勇気の日常をユーモラスに描きながらも、平和ボケの日本人にも身につまされるような現実を描いた本作品は、カンヌ国際映画祭での公式上映時に、 上映後 10 分間に及ぶスタンディング・オベーションとともに絶賛で迎えられた傑作です。
『ロープ/戦場の生命線』予告
【STORY】
1995 年、停戦直後のバルカン半島。ある村で井戸に死体が投げ込まれ生活用水が汚染されてしまう。国際援助活動家“国 境なき水と衛生管理団”のメンバーのマンブルゥ(ベニチオ・デル・トロ)は死体の引上げを試みるが、運悪くロープが切れてしまう。
彼はビー(ティム・ロビンス)、新人のソフィー(メラニー・ティエリー)、通訳と共に、1本のロープを 求めて、武装集団が徘徊し、あちこちに地雷が埋まる危険地帯をさまよう。
そして国連軍のキャンプで本部から派遣され たマンブルゥの元恋人カティヤ(オルガ・キュリレンコ)と合流して、不良少年グループに苛められていた少年ニコラと 彼の住んでいた家に向かった。そこで彼らが向き合うことになる衝撃の真実・・・・・そこで彼らは何を目撃したのか?
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監督:フェルナンド・レオン・デ・アラノア
出演:ベニチオ・デル・トロ/ティム・ロビンス/オルガ・キュリレンコ、メラニー・ティエリー
原題:A PERFECT DAY/2015 年/スペイン/カラー/英語・セルビア語・スペイン語・フランス語・ボスニア語/シネマスコープ/上映時間:106 分/
提供:レスペ、中央映画貿易
配給:レスペ
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