20世紀を代表する芸術家であり、死後約半世紀を過ぎても老若男女、多くの人を惹きつけてやまないジャコメッティが最後の肖像画の創作過程を描いた『ジャコメッティ 最後の肖像』は、2018 年 1 月 5 日(金)より TOHO シネマズ シャンテほか全国ロードショーとなります。

画像: ©Final Portrait Commissioning Limited 2016

©Final Portrait Commissioning Limited 2016

ジャコメッティ、あなたは本当に天才なのか―

細く長い人物彫刻で広く知られているアルベルト・ジャコメッティ。
彼は彫刻以外にも油彩、素描、版画など様々な作品を残している。
今年、東京の国立新美術館で開催された大回顧展「ジャコメッティ展」は日本で 11 年ぶりに開催され、約 2 か月半の開催期間中、約 14 万人の観客を動員したことも記憶に新しい。
本作はそんな彼の晩年の、18 日間にわたり取り組んだ肖像画の制作過程を描いている。

本作の予告編が完成!

この度完成した予告編では、ジャコメッティの晩年の創作に挑む姿と、 友人でありモデルとなったジェイムズ・ロードとの 18 日間にも及ぶ地獄のセッションが、アーティスティックながらユーモラスに描かれていることが伺える。

1964 年のパリではジャコメッティの個展が開かれていた。そこでアメリカ人の作家で美術評論家のジェイムズ・ロードはモデルを依頼される。一日で終わると思っていたロードは、巨匠の創作現場を覗けると光栄に思い、快く引き受けることに。しかしアトリエに舞い込む様々な出来事に翻弄され、肖像画の制作は一日一日と延びていき、ロードは帰りの飛行機を延期するはめに...。

当時すでに名声を得ていたジャコメッティだが、23 平米ほどの狭く古びたアトリエで、着古したほこりだらけのジャケッ トをまとい、素朴な暮らしをしていた。自分の目で見たままを捉え作品で表現しようと葛藤し、一方で画廊から得た大金を放り投げたりなど、知られざるジャコメッティの姿も、ジェフリー・ラッシュの神がかりの名演により垣間見ることができる。
乱雑に置かれた作品の数々など、ジャコメッティ財団お墨付きの忠実に再現されたこだわりの彫像やアトリエのセットも注目だ。

20 世紀を代表する芸術家の創作の秘密と彼の周囲の人々との関係が、いま明かされる!

『ジャコメッティ 最後の肖像』予告

画像: 『ジャコメッティ 最後の肖像』予告 youtu.be

『ジャコメッティ 最後の肖像』予告

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<STORY>
1964 年、パリ。「絵のモデルになって欲しい」。
世界中で名をはせる芸術家のアルベルト・ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)に、個展会場で声をかけられたアメリカ人作家で美術評論家のジェイムズ・ロード(アーミー・ハマー)は、光栄なことであり好奇心もそそられ、喜んで引き受けた。
ほんの数日で終わるはずだったその肖像画の制作は、ジャコメッティ自身の迷い、悩み、葛藤により、一日一日と延びていく。
そしてその間、ロードはジャコメッティの意外な素顔を次々と目撃することになる。果たして肖像画は完成するのか...。

監督・脚本:スタンリー・トゥッチ
出演:ジェフリー・ラッシュ、アーミー・ハマー、クレマンス・ポエジー、トニー・シャルーブ、シルヴィー・テステュー
原題:Final Portrait/2017 年/イギリス/シネマスコープ/90 分/5.1ch/英語、フランス語、イタリア語/日本語字幕:稲田嵯裕里
配給:キノフォルムズ/木下グループ
©Final Portrait Commissioning Limited 2016

2018 年1月 5 日(金)、TOHO シネマズ シャンテ他全国ロードショー

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