THE YELLOW MONKEYのドキュメンタリー『オトトキ』公開が話題の松永大司監督の音楽ドキュメンタリー作品がこの11月下北沢トリウッドでアンコール上映されることが決定した。
今も、DVDパッケージ化されていない幻のドキュメンタリー作品2本
アンコール上映されるのは、『キシタコウシ』(2007年|31分)『GOSPEL』(2014年|56分)の2作品。下北沢トリウッドで2本立てで上映される。
両作品とも劇場公開後、DVDパッケージ化されていない。
今回のアンコール上映は、『トイレのピエタ』『オトトキ』と話題作を手がける松永大司監督の初期作品を観る貴重な機会といえる。
■盲目の天才シンガー木下航志を追ったドキュメンタリー『キシタコウシ』
若干18歳の盲目の天才シンガー木下航志。
人とつながる為に、自分はここにいるんだという証の為に、彼は歌う。
国を超え、言葉を超え、成長していくシンガーとその周りのあたたかい人々の視線が感じられる作品。
■日本人は何故ゴスペルを歌うのか『GOSPEL』
2年の歳月をかけ日米のゴスペルを追ったドキュメンタリー。
宗教音楽であるゴスペルを無宗教の日本人が歌う、その先には何が在るのか。
ゴスペルを知らずとも考えさせられる作品である。
本年10月に急逝した日本ゴスペルの母、亀渕友香のありし日の姿もおさめられている。