『エレファント・マン』『マルホランド・ドライブ』などで知られ、その悪夢のような難解で不可解な世界感がファンを熱狂させ続けているデヴィッド・リンチ監督のドキュメンタリー『デヴィッド・リンチ:アートライフ』が 2018 年 1 月 27 日(土)より、新宿シネマカリテ、アップリンク渋谷ほかにて全国順次公開決定!
▼ポスタービジュアル▼
併せて、予告編とポスタービジュアルが公開となりました。
2017 年は、まさにデヴィッド・リンチ・イヤー!
リンチ監督最新作である、海外ドラマの原点にして頂点、カルト的人気を誇る TV シリーズ続編 『ツイン・ピークス The Return』は、現在 WOWOW にて絶賛放送中。
また、角川シネマ新宿ではデビュー50 周年記念企画として、過去作のデジタル復元版が一挙6作品、劇場公開中です。
その締めくくりとなるの が、それらの「謎」を解き明かす「鍵」である本作『デヴィッド・リン チ:アートライフ』となります。
本作では、映像作品のみならず、絵画、写真、音楽など様々な方法で表現活動を続けているデヴィッド・リンチが、美術学生時代の「退屈」と「憂鬱」、悪夢のような街フィラデルフィアの暮らし、長編でデビュー作『イレイザーヘッド』に至るまでを自らの口で語りつくします。
催眠術をかけられたよう。
アメリカで最も独創的な映像作家の人生と頭の中を覗きみた。
――Little White Lies
アトリエで愛娘の存在を感じながら創作する姿を
親密に捉えた貴重なドキュメンタリー。
――AVclub
映画『デヴィッド・リンチ:アートライフ』作品情報
リンチが紡ぐ「悪夢」はどこから生まれるのか?
『ツイン・ピークス The Return』で再び世界を騒がせる、 映画界で最も得体の知れない監督――その「謎」が「謎」でなくなる、かもしれない。 映像作品のみならず、絵画、写真、音楽など様々な方法で表現活動を続けているデヴィッド・リンチ。「その頃の僕の世界はとて も小さく、近所の数ブロックに全てがあった」ハリウッドにある自宅兼アトリエで語られる過去。「恐怖が垂れ込める意地の悪い 街」フィラデルフィアでの日常。その中に潜む「恐怖」「苦悩」は、まるでリンチ作品の登場人物のような姿で私たちの前に現れ ては消えていく。 アメリカの小さな田舎町で家族と過ごした幼少期、アーティストとしての人生に憧れながらも溢れ出る創造性を持て余した学生時 代の退屈と憂鬱。後の『マルホランド・ドライブ』(2001 年)美術監督である親友ジャック・フィスクとの友情。生活の為に働 きながら、助成金の知らせを待った日々。そして、当時の妻ペギーの出産を経てつくられた長編デビュー作『イレイザーヘッド』 (1976 年)に至るまでを奇才デヴィッド・リンチ自らが語りつくす。
リンチが全てを語った--『デヴィッド・リンチ:アートライフ』予告
■原題・英題
David Lynch: The Art Life
監督:ジョン・グエン、リック・バーンズ、オリヴィア・ネールガード=ホルム
出演:デヴィッド・リンチ
制作:ジョン・グエン、ジェイソン・S、サブリナ・サザーランド
共同制作:マリナ・ギラード・マッテレット
編集:オリヴィア・ネールガード=ホルム
撮影監督:ジェイソン・S
音楽:ジョナサン・ベンタ
サウンド・デザイン:フィリップ・ニコライ・フリント
ポストプロダクション・スーパーバイザー:アンダーズ・V・クリステンセン
スクリプト・ドクター:ピラー・アレッサンドラ
配給・宣伝:アップリンク
(2016年/アメリカ・デンマーク/88分/英語/DCP/1.85:1/原題:David Lynch: The Art Life)