宇賀那健一監督ー静かなるノイズ 映画『サラバ静寂』
映画『黒い暴動❤』の宇賀那健一監督最新作『サラバ静寂』の主演ミズト役には、2016年『太陽を掴め』で長編映画初主演を飾り、近作では映画 「獣道」「関ヶ原」、ドラマ「わにとかげぎす」「僕たちがやりました」等、数々の映画、ドラマ、ミュージックビデオなどに出演しており大注目中の 【吉村界人】 であることが発表。
また、俳優の浅野忠信と歌手のCharaの娘で、装苑モデルのSUMIREが映画初出演(女優デビュー)を飾ります。
娯楽の禁止された世界で、吉村と共に音楽と出会い衝撃を受ける若者トキオ役は映画 『葛城事件』の演技が注目を呼び、第8回TAMA映画賞で新進男優賞を受賞した【若葉竜也】 が演じております。
【コメント】
■吉村界人『 監督とは知り合いでしたので、やっと一緒に映画をできるんだ、と瞬間的には歓喜しましたが、 その倍以上に冷静で、ちゃんと成し終えないと、という気持ちが押し寄せてきました。宇賀那監督、プロデューサーと三人で身を焦がしながら、渇望してました。今、静寂してる時間はなかったので。主人公ミズトは、作品の普遍でありストーリーテラーをしながらも、絶え間なく人生に枯渇した様な空気が流れて来るように考えました。共演した竜也、SUMIREの青い炎であろうと思い ました。 』
■若葉竜也『 同世代の監督、同世代の俳優、同世代のスタッフ。若い映画屋達のエネルギーが溢れてる。低予算だけど...。監督の宇賀那健一とは何年も前から知り合いで、一緒に自主映画を撮ったりしてたので、信頼していたし感慨深いものがありました。 役を理解した!という「自惚れ」が一番怖いので、ワンシーン、ワンカット丁寧に話し合いながら撮影しました。面白いものになっていると思います。低予算だけど...。 』
そして、 公開日は 2018年1月27日(土) に決定!渋谷ユーロスペース他、順次全国公開予定となり、今回の発表に併せて、本作の世界観を感じる メイキング特報が完成いたしました。
【あらすじ】
「遊楽法」という音楽や映画、小説などの娯楽が禁止される法律が施行された日本。ネジ工場で働くだけのつまらない生活を送っていたミズト (吉村界人)とトキオ(若葉竜也)はある日、偶然根絶されたはずの音楽が沢山保存されている廃墟を見つけてしまう。廃墟に通いつめ、どんど ん音楽に魅了されていく2人は、未だに闇ライブが行われているという「サノバノイズ」の存在を知り、そこへいくことを夢見て一緒に音楽を作 りだす。そして、音楽を所持している罪で父親を殺されたヒカリ(SUMIRE)も2人のいる廃墟へと歩みを向けていた...。
キャスト:吉村界人・SUMIRE・若葉竜也 他
企画・脚本・監督:宇賀那健一
1984年4月20日生まれ。青山学院経営学部出身。ブレス・チャベス出身の映画監督/脚本家/俳優。俳優としてTV CM『メントスレインボー』シリーズ、映画『着信アリ final』、ドラマ『龍馬伝』などに出演。初監督した映画『発狂』がアメリカを中心に数々の国際映画祭に入選。続けて監督した三作品がカンヌ国際映画祭ショート フィルムコーナーに入選。ゆうばり国際映画祭2011では『宇賀那健一監督特集上映』が行われた。ガングロギャル映画『黒い暴動❤』が2016年に公開された。
【撮影監督】八重樫肇春
【助監督】平波亘
【制作】飯塚香織
【劇中衣装協力】CYDERHOUSE
【VFXスーパーバイザー】小林敬裕(UNDERGFAPH i nc.)
【衣装デザイン・スタイリスト】松田稜平
【ヘアメイク】寺沢ルミ
【美術・装飾・持道具】横張聡
【スチール】伊藤華織
【録音】Keefar、岸川達也
【整音】柴藤裕弥
【プロデュース・音楽】小野川浩幸
【プロデュース・企画】小林和仁