日本では監督作『エイリアン:コヴェナント』の公開、そして製作総指揮の『ブレード・ランナー2049』の世界公開が控える、リドリー・スコット監督の最新作『All the Money in the World 』の海外予告が公開された。

世界の石油王として知られたポール・ゲティの孫、ジョン・ポール・ゲティ三世が1973年に誘拐された実話のサスペンス・ドラマ。

実際の事件は、

イタリアで、ナイトクラブに入り浸り自由奔放な生活を送っていた当時16歳のジョン・ポール・ゲティ三世が1973年7月10日に誘拐される。
当初は、本人による狂言ではないかとも思われていたが、その後、1700万ドルの身代金を要求する脅迫状が届けられた。
ゲティ卿は身代金を支払いを渋り、その理由は14人いる他の孫たちにも誘拐の危険が及ぶと主張。その後、1973年11月に人間の耳(ゲティ三世の耳)が入った封筒とともに、320万ドルを払わなければ更なる危害を加えるという脅し文句とともに届けられる。
この時点で、ゲティ卿は身代金支払いに同意したが、支払ったのは所得から控除できる最大限度額の220万ドルのみ。残りの金額は4%の利子で息子に貸し付けたという。
身代金が支払われた直後の1973年12月15日、ゲティ三世はポテンツァ県ラウリーアの給油所で生きて発見された--

原作は、優秀な未製作の台本から選抜されるThe Blacklistに掲載されたデイビット・スカルパのもので、出演はマーク・ウォールバーグ、ケヴィン・スペイシー、ミシェル・ウィリアムズなど。
全米で12月9日に公開。ということは、オスカーシーズンのメインの時期に合わせての公開だけに気になる作品です。

また、この同じ誘拐事件を題材にダニー・ボイル監督がテレビ・シリーズで製作しておりそちらも間も無く発表されるということです。

『All the Money in the World』 海外予告

画像: All the Money in the World - Movie Trailer youtu.be

All the Money in the World - Movie Trailer

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