現在開催中のヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に出品されている『三度目の殺人』。
是枝裕和監督と福山雅治への公式動画インタビューが、アップされました。
映画の深いテーマについて、特に”真実”について是枝監督と福山雅治さんが答えている動画です。
カンヌ、ベルリンと並ぶ世界三大国際映画祭の一つであり、国際映画祭の中でも最長最古の歴史を誇るヴェネツィア国際映画祭。
今年の審査員長には女優アネット・ベニングが就任。アート性の高い作品の受賞が多い特徴を持つ
本映画祭のコンペティション部門では『三度目の殺人』を含む計21本の中から最高賞「金獅子賞」を競い、現地時間10日の授賞式で発表されます。
是枝監督作品としては、デビュー作『幻の光』が金のオゼッラ賞を受賞。
22年ぶり2度目の受賞に期待が高まります。
ストーリー
真実なんていらない。弁護士は、そう信じていた。
それは、ありふれた裁判のはずだった。殺人の前科がある三隅(役所広司)が解雇された工場の社長を殺し、火をつけた容疑で起訴された。犯行も自供し、死刑はほ ぼ確実だった。その弁護を担当することになった、重盛(福山雅治)。裁判をビジネスと割り切る彼は、どうにか無期懲役に持ちこむために調査を始める。 何かが、おかしい。調査を進めるにつれ、重盛の中で違和感が生まれていく。三隅の供述は会うたびに変わる。動機さえも。なぜ殺したのか?本当に彼が殺したの か?得体のしれない三隅に呑みこまれているのか?弁護に真実は必要ない。そう信じていた弁護士が、初めて心の底から真実を知りたいと願う。 やがて、三隅と被害者の娘・咲江(広瀬すず)の接点が明らかになり、新たな事実が浮かび上がる──。
監督・脚本・編集:是枝裕和 (『そして父になる』『海街diary』)
音楽:ルトヴィコ・エイナウディ(『最強のふたり』)
撮影:瀧本幹也(『そして父になる』『海街 diary』)
美術監督:種田陽平(『キル・ビル Vol.1』『空気人形』)
出演:福山雅治、広瀬すず、吉田鋼太郎、斉藤由貴、満島真之介、市川実日子、橋爪功 / 役所広司
製作:フジテレビジョン アミューズ ギャガ
配給:東宝 ギャガ
(C)2017フジテレビジョン アミューズ ギャガ