早くも世界が注目!『海を駆ける』日本・インドネシア公開決定!

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深田晃司監督の最新作、ディーン・フジオカ主演映画『海を駆ける』の公開が決定しました。

ディーン・フジオカさんとタッグを組むのは、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で『淵に立つ』で審査員賞を受賞した、カンヌが見出した若き才能・深田晃司監督。

ディーン・フジオカさんの第二の故郷であるインドネシアを舞台に、完全オリジナル脚本でファンタジー作品を描きます。

深田監督が挑む本作は海外からの期待が高く、日本、フランス、インドネシアなどの共同製作により今月8/5にクランクイン。
約1ケ月にわたる、インドネシア・スマトラ島のバンダ・アチェでのオールロケーション撮影を敢行中です。

海外の映画祭や劇場公開も視野に入れつつ、日本では2018年5月全国ロードショーが決定。
その後インドネシアでの公開も決定しています。

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主演:ディーン・フジオカさんが演じるのは、奇跡を起こす正体不明の男!

NHK連続テレビ小説「あさが来た」、映画『結婚』で俳優の顔を持つ一方、ミュージシャン、報道番組のインフルエンサーなど幅広く活躍するディーン・フジオカさんが本作で演じるのは、海岸で倒れているところを発見され"ラウ"と名付けられた、奇跡を起こす正体不明の男。

そして、成り行きでラウと一緒に暮らすことになる日本人・貴子役は、多くの映画やドラマ、CMなど幅広く活躍する鶴田真由さん。鶴田さんは『ほとりの朔子』(14年)に続き、深田組は2度目の参加です。貴子の息子・タカシ役には『ほとりの朔子』で鶴田さんと共演し、『淵に立つ』で第38回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞した太賀さん、タカシの従妹役を『二つ目の窓』で主演を好演し新人賞や主演女優賞歴のある若手実力派女・優阿部純子さんが務めます。

広く澄み渡る海。戦争と津波の記憶の残る町。そこに集い息づく人々に起こるファンタジーを、人の生き方を鋭く深く見つめてきた深田監督が描き出します。

ディーン・フジオカさんコメント
個人的にインドネシアという国は、家族が住んでいたり自分の過去に縁のある国の一つです。音楽的にもジャカルタでアルバムを作ったりしていますので、いつかインドネシアに映画の撮影に来られたらいいなぁと思っていました。しかも今回日本とインドネシアやフランスなどの共同製作ということでぜひ参加したいと思い、今ここにいます。
スマトラ島が初めてで、アチェというと同じインドネシア国内でも外国みたいなイメージがあったので、すごくワクワクドキドキですね。来る前はどんな日々になるかまったく想像もつかなかったです。自分のジャカルタの友達や家族にアチェのこと聞いても誰も行ったことなかったし、詳しく知っている人もいなかったので、そういう意味では今回貴重な体験をさせていただいて、本当にありがたいなと思っています。
ラウは海から来た男ということで、すごく不思議な存在ですね。人間のようでいて、でも人間ではないというか。様々な奇跡的な現象を起こしていく、とにかく謎に包まれたキャラクターですね。
監督の演出はとても丁寧だなと思いました。リハーサルを何度も重ね、現場に入ってからも、タイミングやディテールに真摯に向き合ってる姿を見て、本当に映画が好きな人なんだなぁっていうのが伝わってきます。一緒に現場に入らせていただいてすごく勉強にもなりますし、楽しい時間を送っております。
また、共演者の皆さんとは、リハーサルの回数を重ねたことで、実際現場に入るまでに、皆お互いを知る機会がたくさんありました。だから現場でももちろん作業は円滑にスムーズに進んでいますし、かつ合間合間で楽しい和やかな空気がずっと流れていて、みなそれぞれプロフェッショナルな仕事をしながら、すごく楽しい思い出を一緒に日々作っているという感じですね。
はじめてインドネシアで撮った作品で、しかもアチェだったりサバンだったり、インド洋の文化圏のドアが日々開いてる感じがします。もちろん映画を作ってるスタッフや関係者がインドネシアの人だったり日本の人だったり、いろんな人がいます。作品はストーリー的にもチャレンジングでおもしろいものだと思うんですけど、作品の存在自体が2つの国だったりカルチャーというものをさらに近づけていったり、新しい化学反応を起こしたりするようなきっかけになる可能性を持った、ひとつのプロジェクトなんじゃないかなぁと思っているので、一人でも多くの人に、国籍や喋る言語を問わず、年代を問わず、観てもらえたら嬉しいですね。
http://www.nikkatsu.com/news/201708/002719.html)

深田晃司監督コメント
ディーン・フジオカさんは、その多国籍で無国籍な生き方にまず惹かれ、お顔を拝見し打ち抜かれました。一目惚れです。ラウがいた、と確信しました。ラウ=ディーンさんの発見によって、この映画は動き始めたのだと思います。超然としたキャラクターをディーンさんがどう演じどう膨らませてくれるか、とても楽しみにしています。
また、鶴田さん、太賀さんはすでに何度かお仕事がしたこともあり、脚本段階から二人のイメージで書いていました。ご出演頂けることになりほっとしています。阿部さんは、大人びた雰囲気にわずかに幼さを残したその佇まいに惹かれました。国境を越えるその情熱がどうスクリーンに息づくか、期待しています。
そして、アディパティ・ドルケンさんとセカール・サリさんは、インドネシアのプロデューサーが探してくれた多くの候補の中から選びました。もちろん、役に合うと確信したのは当然ですが、おそらく自分は直感的に日本の若い俳優たちとすぐに友達になれそうな二人を選んだのだと思います。それは大成功だったようです。
私は2011年に津波に関するシンポジウムの記録撮影のためにインドネシアのバンダ・アチェを初めて訪れました。アチェは2004年にスマトラ沖地震による大津波で被害を受けた地です。東北の津波の記憶の生々しかった時期だけに、そこで見聞きするすべてに刺激を受け、アチェを舞台にした映画を作りたいと願うようになりました。
俳優たちの魅力によって期待以上の作品に育ちつつあることを実感しています。目の前に見えることを大切に掬い取っていきたいです。
ストーリー
インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが、正体は不明。その謎の男をラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で、謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく--果たしてラウは何者なのか...
http://www.nikkatsu.com/news/201708/002719.html)

ストーリー
インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが、正体は不明。その謎の男をラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で、謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく--果たしてラウは何者なのか...

映画『海を駆ける』
出演:ディーン・フジオカ 太賀 阿部純子 アディパティ・ドルケン セカール・サリ 鶴田真由
脚本・監督:深田晃司
企画・制作:日活
配給:東京テアトル
©2018「海を駆ける」製作委員会

映画『海を駆ける』2018年5月 全国ロードショー!

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