映画『トリノコシティ』制作決定!
〜累計再生回数8000万超え!!人気ボカロ作曲者4 0 m Pの初・実写映画化〜
山口ヒロキ監督 映画『トリノコシティ』の制作が決定しました。
本作は累計再生回数 8000 万超えの人気のボーカロイドプロデューサー(以下、ボカロ P) 4 0 m P(よんじゅうめーとるぴー)の同名楽曲を『メサイア』シリーズ、『血 まみれスケバンチェーンソー』などの映画監督・山口ヒロキが独自解釈を元に映像化した実写映画です。
原曲に描かれた思春期の少女の孤独な心情描写に山口監督特有の SF テイストを加え、その相乗効果か ら生み出される斬新な物語の映像化に挑む意欲作となっております。
ボカロ原作の映画『トリノコシティ』
ボカロには楽曲に対して映像クリエイターたちが自作のプロモーションビデオ(以下、派生型 PV) を制作してネットに公開する二次創作の独特の文化がある。
本作『トリノコシティ』にも多くの派生型 PV が存在し、2015 年には小説が出版されるなど、PV に留まらないメディアミックス展開がすでに行われています。
そしてボカロは J-pop とは一線を画する、攻撃的とも赤裸々とも言える大胆な言葉使いの歌詞と、人間の歌唱能力を超えたメロディーラインが魅力であり、その“とがった世界観”は映画表現に新たな切り口を与える可能性を秘めています。
この二次創作が広く浸透しているボカロ文化をベースに、ボカロ楽曲を原作とした映画を制作し、通 常の PV では描ききれない世界観の表現に挑戦したいと考え、本作を企画致しました。
原作者40mP初の劇判音楽の制作に挑戦
本映画では、劇中の音楽制作を原作者本人である 40mP が全面 当します。40mP にとって映画音楽の 制作は初挑戦です。原作曲から受けたインスピレーションを山口ヒロキが映像作品として表現し、更に それを受けて原作者自らが再構築された世界観を音楽で彩るというクリエイター同志のキャッチボー ルも本作のひとつの見どころとなります。
監督:山口ヒロキ
1978 年 8 月 22 日生まれ。京都府出身。 立命館 大学文学部卒。自主映画制作集団、立命館大学映 画部第 39 代部⻑。1997 年、大学 1 回生より映画 制作を開始。19 歳で監督した 2 作目「深夜臓器」 で第 2 回インディーズムービー・フェスティバル グランプリを受賞し、2004 年、初の劇場用作品「グ シャノビンヅメ」が全国劇場公開。北米など各国 でも配給が決定し、モントリオール・ファンタジ ア国際映画祭グランドブレーカーアワード銀賞受 賞をはじめ、数多くの海外映画祭でも高い評価を 得る。代表作「メサイア」シリーズ、「血まみれス ケバンチェーンソー」、「ヲ乃ガワ WONOGAWA-」 など。(右写真 / 山口ヒロキ)
クラウドファウンディングやコラボジュジュエリーも展開
今秋を目途に、劇中衣装や美術、キャスト登壇イベントの参加権やオフショットブロマイドなどが特典 となるクラウドファウンディングを予定しています。
山口ヒロキ監督作品の特色とも言える、劇中美術 や衣装が手に入るまたとない機会です。
また、映画コラボジュエリーも明日 8 月 25 日より受付開始と なります。
ストーリー
女子高生の明日夏は家族や友人と共に何不自由のない、ごく普通の生活を送っていた。しかし、実際 は漠然とした孤独感や将来への不安、現実感のなさを心の中に押し殺しており、その陰鬱とした感情を、 誰にも見られる事のない閉ざされた Twitter に投稿することで心の均衡を保っていた。
そんなある日の下校途中、明日夏は奇妙な出来事に遭遇する。その日から、非現実的な出来事が徐々 に明日夏の日常を浸食し始める。薄気味悪い老人との出会い、手渡された異様な機械、誰も読めないは ずの明日夏のツイートに対して送られて来た返信...。これらに導かれた明日夏は”トリノコシティ”と呼
とむらいや ばれる謎のサイトへと辿り着く。そして明日夏の目の前に現れた弔 屋から与えられた不可思議な能力。
「自分の居場所が欲しい」という明日夏の願いは様々な巡り会いを引き寄せ、やがて明日夏は隠された 真実に近づいていく。
『トリノコシティ』 監督 : 山口ヒロキ
脚本 : 山口ヒロキ・横山あゆみ
よんじゅうめーとるぴー 音楽・原作 :40mP
プロデューサー : 犬童一利
出演 : 山崎丹奈、玉城裕規、高崎翔太ほか 公開 :未定
製作 : アイリンク株式会社