南仏プロヴァンス、そしてパリ
画家セザンヌと作家ゾラ、名画に隠された心打つ深い友情

ポスト印象派の巨匠にして近代絵画の父にして20世紀絵画を変える礎となったポール・セザンヌと『居酒屋』『ナナ』の小説家として歴史に残る文豪エミール・ゾラ。
名画に隠された激しくも美しい二人の40年に渡る友情と葛藤の実話。

 不世出の天才ピカソに「我々の父」と敬愛され、色彩の魔術師マティスに「絵の神様」と崇拝された、画家ポール・セザンヌ。
リンゴを描いた静物画や、自身の生まれ故郷である南仏の風景画は、観る者を選ぶことなく広く長く愛され、その作品は今も世界中の美術館に飾られている。
だが、セザンヌが現在の不動の評価を得たのは、亡くなった後のことだった。時の流れが必要な“不遇の天才”には、身を挺して支える者か、互いを高め合うライバルが必ず存在する。
セザンヌの場合、その両方の役を担ってくれたのが、不朽の名作『居酒屋』『ナナ』の小説家エミール・ゾラだった。
名画と小説に隠された40年近くにわたる、魂を温め合いそして削り合った、激しくも美しい友情の実話が遂に映画化された。

この度、名画が生まれた逸話を盛り込んだダニエル・トンプソン監督の『セザンヌと過ごした時間』の予告編が公開されました。

画像1: © 2016 – G FILMS –PATHE – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINEMA – UMEDIA – ALTER FILMS

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セザンヌ役は『不機嫌なママにメルシィ!』でセザール賞作品賞など主要5部門受賞のギヨーム・ガリエンヌ。ゾラ役を『戦場のアリア』の実力派ギヨーム・カネの共演。
二人の演技から新しい芸術を生み出す情熱を見事に感じ取ることができます!

画像2: © 2016 – G FILMS –PATHE – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINEMA – UMEDIA – ALTER FILMS

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<STORY>
エクス=アン=プロヴァンスで出会い、幼い頃から夢を語り合ったセザンヌとゾラ。やがてゾラはパリに出て、新聞の評を書きながら小説家として成功を収める。
一方、セザンヌも画家を目指してパリで絵を描き始め、サロンに挑むが落選続き。栄光を手にしたゾラと、心を閉ざしていくセザンヌ。そして、ゾラの別荘で久しぶりに再会したふたりは、「ある画家」をモデルにしたゾラの新作を巡って口論となる…。

画像: 『セザンヌと過ごした時間』本予告 youtu.be

『セザンヌと過ごした時間』本予告

youtu.be

『セザンヌと過ごした時間』
監督:ダニエル・トンプソン『シェフと素顔と、おいしい時間』『モンテーニュ通りのカフェ』
出演:ギヨーム・カネ『戦場のアリア』、ギヨーム・ガリエンヌ『イヴ・サンローラン』『不機嫌なママにメルシィ!』、アリス・ポル『アンナとアントワーヌ 愛の前奏曲』、デボラ・フランソワ『タイピスト!』、サビーヌ・アゼマ『風にそよぐ草』フレイヤ・メーバー『サンシャイン/歌声が響く街』
原題:Cézanne et moi /2016年/フランス/仏語/114分
© 2016 – G FILMS –PATHE – ORANGE STUDIO – FRANCE 2 CINEMA – UMEDIA – ALTER FILMS

9/2(土)Bunkamuraル・シネマ他全国順次公開!

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