8/4公開の、出演:織田梨沙(「秘密 THE TOP SECRET」ヒロイン)、満島真之介、ブランドン・マ クレランド、三浦貴大、吉岡里帆、寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子の日豪合作映画 『STAR SAND -星砂物語-』は、ロジャー・パルバース監督が、35年前の大島渚監督の、「敵国を (自国と)平等に描かない映画は、いくら平和を願って作っていたとしても、反戦映画ではない。 むしろ、戦争を賛美する映画である。」という言葉を胸に、原作となる小説を執筆。

画像1: © 2017 The STAR SAND Team

© 2017 The STAR SAND Team

主題曲「Star Sand」は、日本語の堪能なパルバースが助監督を務めた、大島渚監督の『戦場の メリークリスマス』(‘83)で知り合って以来親交のある坂本龍一が、昨年、アルバム制作中に時間を割いて作曲した。

坂本がヨノイ大尉役で出演し、音楽を担当した『戦場のメリークリスマス』は、太平洋戦争中、 ジャワ島で敵国という関係を超えて人間としての友情を深めていく男たちを描いたが、『STAR SAND -星砂物語-』も、太平洋戦争中、沖縄の島で、国籍や言葉の壁を超えて絆を深める、日本人脱走兵と米国人脱走兵を描いている。

また、両作共、「戦争中の話でありながら、島が舞台で、 戦闘シーンがない」などの共通点もあり、パルバース監督は本作を『戦場のメリークリスマス』 の「小さな姉妹編」と位置付けている。
坂本が書き下ろした本作の主題曲も、どこか、『戦場の メリークリスマス』の主題曲「Merry Christmas, Mr. Lawrence」の音色を彷彿とさせる。

坂本龍一コメント

とても美しい小説です。それがどのように映像化されるか、楽しみでした。私も音楽で少しだけ
参加することができ、幸せです。
坂本龍一[音楽家]

画像2: © 2017 The STAR SAND Team

© 2017 The STAR SAND Team

また、この度、その主題曲「Star Sand」が使用されている映画『STAR SAND -星砂物語-』の冒頭4分の本編映像が公開されました。

「1945年4月 米軍が沖縄本島に上陸太平洋戦争の“決戦”が幕を開けた」 というテロップから想像する酷い戦闘シーンとは正反対の沖縄の穏やかな海を、人魚のように泳ぐ織田梨沙演じる洋海(ひろみ)と、米国人の脱走兵のボブ(ブランドン・マクレランド)と日本人の脱走兵の隆康(満島真之介)との出会いが描かれている。

画像: 坂本龍一の主題曲を使用した冒頭4分映像『STAR SAND -星砂物語-』 youtu.be

坂本龍一の主題曲を使用した冒頭4分映像『STAR SAND -星砂物語-』

youtu.be

ストーリー
1945 年の沖縄。戦火から遠く離れた小島に渡り暮らし始めた 16 歳の少女・洋海(ひろみ) は、 洞窟で日本軍とアメリカ軍からの脱走兵、隆康とボブに出会う。隆康とボブ、そして彼らの世話を焼く洋海の間には、不思議な関係が築かれてゆく。
ある日、戦いで脚を負傷し、除隊を余儀なくされた隆康の兄・一(はじめ)が、養生のために洞窟 にやって来るが、それは悲劇の幕開けだった──
2016 年、東京。大学生の志保は、卒業論文のために教授から一冊の日記を手渡される。
それは、戦時中に沖縄の小島で暮らしていた少女のものだった。志保は日記を読み、そこに封印さ れていた過去の出来事にわれ知らず迫ってゆく......。

『STAR SAND -星砂物語-』予告

画像: 日豪合作映画『STAR SAND -星砂物語-』予告 youtu.be

日豪合作映画『STAR SAND -星砂物語-』予告

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●出演:
織田梨沙 満島真之介 ブランドン・マクレランド 三浦貴大 / 吉岡里帆 寺島しのぶ / 渡辺真起子 石橋蓮司 緑魔子
監督・脚本: ロジャー・パルバース
原作:ロジャー・パルバース『星砂物語』講談社刊
主題曲:坂本龍一
エグゼクティブ・プロデューサー:前田紘孝、大川勝
プロデューサー:小西順子、吉岡裕美
後援:オーストラリア大使館
製作:Hara Office/Soul Age
配給:The STAR SAND Team
2017 年 / 日本=オーストラリア / 日本語・英語 / 110 分 / カラー / アメリカンビスタ / 5.1ch © 2017 The STAR SAND Team

8 月 4 日(金)より東京・ユーロライブにて公開 ほか順次公開!

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