このたび、日本と中国の国交正常化45周年を記念し、映画を通じた交流事業を国際交流基金が始めることが発表されました。

大規模な国際映画祭などを除いては、日本映画が上映される ことが極めて少ない中国において、近年官民挙げて日本映画の中国市場へ送り出すべく、本企画を通じて日本映画ファンを増やすとともに、日本映画の市場進出を促進することを目指していくという企画。

第一弾としては、5月26~28日、『セトウツミ』を含む7作品を、中国・広州の映画館3館で上映する「広州日本映画上映ウイーク」が開催され、『セトウツミ』をメイン作品として、大森立嗣監督、近藤貴彦プロデューサーを現地にお呼びし、トークイベントなどを行う。

画像: (C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会

(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013  
(C)2016映画「セトウツミ」製作委員会 

中国でも特に『セトウツミ』『東京物語』などはたいへんな人気を博しており、映画祭の告知には多くの期待がされており(中国のSNSで告知したところ、800を超えるシェア、150以上のコメント)即日売り切れる回もあり、5作品の追加上映も決定した。

上映される7作品

『セトウツミ』(大森立嗣監督)
『東京物語』(小津安二郎監督)
『家族はつらいよ』(山田洋次監督)
『64(前編)』『64(後編)』(瀬々敬久監督)
『恋人たち』(橋口亮輔監督)
『残穢』(中村義洋監督) 計7作品

今後、中国の複数都市でも映画祭を開催するほか、中国映画を日本に紹介する映画祭も国内各地で実施し、文化交流をさらに進めて行く予定だという。

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