女子テニスプレイヤーとして活躍したビリー・ジーン・キングが性別を超えて、男子プレイヤー、ボビー・リッグスと対決した世紀の一戦を、エマ・ストーンとスティーヴ・カレルの共演で映画化。海外予告編が公開された。
『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞最優秀女優賞に輝いたエマ・ストーンが、受賞後初の主演作品だけに、気になる作品だが、今回は実在した歴史的なスポーツマンとなる。
ビリー・ジーン・キングは女子テニス界のシステムを変革し、女子スポーツに革命的な影響を及ぼした存在。
ウィンブルドン女子シングルスに3連覇などの実力はもちろんの事、1970年代初頭に起こった男女同権運動でリーダーシップを取り、1973年にこの映画のタイトルともなる“The Battle Of The Sexes”(性別間の戦い)と銘打たれた世紀の一戦が行われた。
(ウィンブルドンの通算優勝記録は「20勝」(女子シングルス6勝+女子ダブルス10勝+混合ダブルス4勝=総計20勝)また、プライベートでは当時にしてレズビアンとしてカミングアウトしたことでも知られている。
共演は、『フォックスキャッチャー』でゴールデングローブ賞の主演男優賞(ドラマ部門)また第87回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたスティーヴ・カレル。
監督は「リトル・ミス・サンシャイン」のヴァレリー・ファリス&ジョナサン・デイトン。