2015年公開の映画『海街diary』で主演し、「第39回日本アカデミー賞」や「第70回毎日映画コンクール」など数多くの賞で主演女優賞に輝いた綾瀬はるかと、モデルとしてデビューし、映画やテレビドラマ、CMなど、精力的に活動の幅を広げる坂口健太郎をダブル主演に迎え、『テルマエ・ロマエ』、『のだめカンタービレ』シリーズを手がけたヒットメーカー武内英樹監督によるウエルメイドなロマンティックラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』の製作が決定致しました。

小説やマンガを原作とする実写映画が数多く制作される現代において、本作は完全オリジナル作品となります。

画像: (C)2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

(C)2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会

映画監督を夢見る青年の前に現れた一人の女性・・・。
女性の正体は、彼が長年憧れ続けた、スクリーンの中のお姫様だったー。モノクロ映画から現れたお姫様は、モノクロのままの姿で色のある現実世界を体験していく。
“逢いたい”という気持ちが<奇跡>を起こし、出会うはずのなかった二人は次第に惹かれ合っていくが・・・。

映画の中から飛び出してくるお姫様を演じるのは、映画やテレビドラマ、CMに出演し、タレント好感度でも5年連続1位(ビデオリサーチ調べ)に輝く日本を代表する女優・綾瀬はるか。『あなたへ』や『海街diary』、『海賊と呼ばれた男』などの人間ドラマでは、心の機微を丁寧に体現し、『海街diary』では4姉妹の長女・香田幸を見事に演じきり、国内の数々の主演女優賞を受賞。同作は第68回カンヌ国際映画祭でコンペティション部門にも選出され、上映後はスタンディングオベーションが送られた。

そして相手役を務めるのは、2014年に映画『シャンティデイズ365日、幸せな呼吸』で俳優デビューを果たし、『予告犯』や『ヒロイン失格』、『64-ロクヨン前編/後編』、また、「とと姉ちゃん」や「東京タラレバ娘」などテレビドラマでの好演が記憶に新しい、俳優の坂口健太郎。『64-ロクヨン前編/後編』では、「第40回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞し、更に、同作で「第41回エランドール賞」新人賞を受賞するなど、今、最も注目されている俳優の一人だ。

ファンタジックな設定でとびきりロマンティックなラブストーリーを手がけるのは、数多くのテレビドラマを演出し、「のだめカンタービレ」で世界のドラマの祭典“ソウルドラマアワード”において、日本人として初めて最優秀監督賞を受賞した武内英樹監督。
同作の劇場公開版『のだめカンタービレ 最終楽章 前編/後編』で映画監督デビューを果たし、劇場公開作品3作目となる『テルマエ・ロマエ』では、国内の映画賞の他、トロント国際映画祭では実写日本映画で初めてのガラ・プレミア上映作品として招待されるなど、海外でも評価を受けている。『テルマエ・ロマエ』シリーズは国内で大ヒットを遂げ、Ⅰ、Ⅱ合わせて国内興行収入が100億円を超えるメガヒットとなり、武内監督は日本を代表するヒットメーカーとして次回作が期待されている。
このオリジナル脚本を手掛けるのは宇山佳佑。昨年大ヒットを記録した、映画「信長協奏曲」(16)をはじめとしたテレビドラマ、映画の脚本を手掛けるほか、自身で「ガールズ・ステップ」「桜のような僕の恋人」を発表し小説家としても活躍する若き才能として業界から注目を集めている。

才能あふれる2人が手がける本作『今夜、ロマンス劇場で』は、昨今、小説やマンガを原作とする実写映画が多い中、完全なオリジナル作品として製作、公開を予定。4月下旬にクランクインをし、現在、撮影は好調に進み、6月上旬のクランクアップを目指している。
なお、綾瀬と坂口は、過去『海街diary』、『高台家の人々』で同じ作品に出演するも共演シーンはなく、今作で初めて共演を果たしている。

<作品の成り立ち/企画  稲葉直人>
漫画や小説の映画化がとても多くなっていますが、もっと映画のためだけに作られた、映像表現ならではの楽しみが詰め込まれた物語があっていいじゃないかと思い、この物語を考えました。
この企画は9年間あたためてきたものですが、キャスティングについては、以前『ハッピーフライト』で綾瀬さんとご一緒して以来、コメディからシリアスまで幅のある演技ができる、女優としてとても魅力的な方だと思っていました。相手役の青年はずっと探していたのですが、『ヒロイン失格』で坂口さんを見て「この人しかいない」と思いました。正式にオファーする前から二人でアテ書きでして脚本を作ってきたので、まさに理想の組合せが実現したことになります。
モノクロの映画の中から現れたお姫様が、初めて色のついた世界を体験するという設定に合わせて、衣装や風景など、カラフルな色調を心がけています。綾瀬さんには『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンのような上品なイメージでドレスから普段着まで25パターンの衣装を着替えるなど、見た目にも楽しい作品に仕上がると思います。
大人の女性が見られる恋愛映画はあまり見当たらない中、女性、そして男性も一緒にこの映画を見て、やっぱり映画っていいなあという気持ちになってもらえたらと思っています。

<武内英樹監督コメント>
本作は、モノクロ映画の中から主人公のお姫様が突然現実世界にやってくる、という設定のため、いかにリアリティを持たせるか、子供っぽくならないよう、大人の演出を心がけています。綾瀬さんには、上品で大人っぽい女性を演じて欲しいと思っています。今までの作品の中で、一番美しい綾瀬はるかを撮りたい、気高くて大人な魅力を出したい、と思って撮影に臨んでいます。坂口さんもとても魅力的で、繊細な演技もさることながら、コメディのセンスがものすごくあると思います。今まで見たことにない、坂口さんの新しい魅力を、新鮮に感じてもらえると思います。二人共とてもピュアながら表現のベクトルが違うので、それぞれが際立ち、二人のマッチングも非常に良いと思います。
物語前半の楽しい部分と後半の純粋なラブストーリー部分のギャップがしっかり出て立体的になり、見ている方もびっくりするような展開を味わうことができると思っています。1回で2本映画を観たような、違う種類の映画が不思議と混ざり合って、ラストは感動して劇場を出られるような、そんな作品になると確信しています。

<綾瀬はるかさんコメント>
撮影がはじまりまだ数日ですが、何度か共演させて頂いてますキャストのみなさん、そして今回はじめてご一緒するキャストのみなさんと楽しく撮影しています。劇中にチャップリンが語ったとされる『もし本当のロマンスとめぐり逢えたら、きっとこの世界も映画みたいに輝いて見える』という言葉が出てきますが、お客様にロマンチックで輝いてみえる、幸福な一時を感じて頂けるような作品にしたいと思っています。
坂口さんは演じられている健司と同じように穏やかで芯のある方で、力を合わせて、お客様の心を揺さぶるような作品になるよう頑張ります。

<坂口健太郎さんコメント>
台本を読んで、美雪と健司の愛の形に心を奪われ、心の繋がりの強さに気づかされました。とってもロマンチックで、キュートな映像が撮れていると思うので楽しみにしていてください。
綾瀬さんは撮影に入った当初は、現場を楽しくゆったりと泳いでいるような印象を受けましたが、お芝居をしていく中で柔らかい雰囲気の中にすごくしっかりとした芯があって、それが役をより魅力的にしているのだと感じました。

配給:ワーナー・ブラザース映画 
(C)2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会
ハッシュタグ #ロマンス劇場   

2018年全国ロードショー

This article is a sponsored article by
''.