鬼才健在をアピールした『ヴィジット』からわずか1年余、M.ナイト・シャマランがさらなる衝撃を放つ!
恐怖と緊張と興奮がスパイラルを織りなす、シャマランでなければ生み出すことができない強力なスリラー『スプリット』(原題:SPLIT)が、5月12日(金)に日本公開いたします
この度、ジェームズ・マカヴォイ演じる謎の男が、多重人格であることが発覚する緊迫の本編映像が公開されました。
謎の男に女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)ら3人が誘拐され、見知らぬ部屋に監禁されていたところ、部屋の外から何やら言い争う声が聞こえます。
扉の隙間から部屋の外を覗くと、そこには見知らぬ女性の姿が!
「奥の部屋に?」という女性の声を聞きつけた女子高生らは、「ここよ!」「助けて!」と助けを求めます。
「何人いるの?」と怒った口調の女性に対し、「よせ ダメだ 入るな」という謎の男の声。
扉に近づいてくる女性の姿に助けてもらえると安堵した女子高生たちでしたが、直ぐに驚愕の表情に。
扉を開けたその女性は、ハイヒールにロングスカートに身を包んだ女装姿の誘拐犯の男だったのです!
あまりに突然の出来事に状況を呑み込めない女子高生たち。対して女装姿の謎の男は、
「大丈夫。彼に言う。私の話は聞くの。」と、誘拐犯と自分が別人であるかのような発言をします。
「あなたたちの役割は彼も知ってるし、手は出さない」と安心させるかのような発言の後、ケイシーたちの顔を覗き込む誘拐犯。
しかし女子高生たちは何が起こったのか理解できず全員思考停止の状態で、
唖然とした表情で見つめることしかできず、そのまま誘拐犯は引き下がっていきました。
本作PRのために9年ぶり2度目の来日が決定しているジェームズ・マカヴォイは、この多重人格のキャラクターを演じるにあたり、
「それぞれの人格を個別に演じるのも難しかったけど、1つのショットの中で演じ分けるのはもっと難しかった。自分が今演じているのはこの人格だと観客に信じ込ませた直後に、また別の人格だと思わせなければならないからね」とコメント。
この度解禁された本編映像に収められている「何人いるの?(女性の声)」「よせ ダメだ 入るな(男の声)」といった、一瞬で人格入れ替わるシーンは相当難しかったと言いますが同じく来日が決定している監督のM.ナイト・シャマランは
「彼は僕が求めることを理解してくれた。あんなに恐れを知らない俳優は初めてだよ」とマカヴォイを絶賛。
さらに、本映像に登場するマカヴォイが演じる女性の人格について「たたずまいが素晴らしかった」と大絶賛しています。
23人格を持つ多重人格ヴィランを演じきった、マカヴォイの演技にも期待が高まる本編映像となっています。
<STORY>
監禁された少女たちの運命は? その犯人が内に秘めた、想像を絶する人格とは?
女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)の
バースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に
家まで車で送ってもらうことに。それが悲劇の始まりだった。
見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される…
目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。
このままでは命が危ない――どうすれば逃げられるのか? 3人が頭をひねっていた矢先、
扉の向こうからさっきの男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。
姿を現したのは…女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。
「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」 絶句する少女たちに、
今度は屈託なく、「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。
実は、彼は23人もの人格を持ち、DID<解離性同一性障害>で精神医学を専門とする
女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けていたのだった。
密室で3人VS 23人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、もうひとり、
“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた―。果たして彼女たちは脱出できるのか!?
監督・製作・脚本:M.ナイト・シャマラン
製作:ジェイソン・ブラムほか
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、ジェシカ・スーラ、ヘイリー・ルー・リチャードソンほか
2017年/アメリカ/英語/117分/原題:SPLIT/字幕翻訳:風間綾平
配給:東宝東和
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