『私の男』の熊切和嘉監督最新作、『そこのみにて光輝く』の綾野剛主演の『武曲 MUKOKU』が、6月3日(土)より全国ロードショーとなります。
本日4月13日は、慶長17年旧暦4月13日、船島(巌流島)で宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が行われたことに由来した<決闘の日>。
それにちなんで、ふたりの“現代の侍”を捉えた本ビジュアルと決闘に臨む男たちを捉えた新場面写真が一挙解禁となりました!
本ビジュアルは、生きる気力を失いどん底の日々を送る主人公・研吾(綾野)と、ラップのリリック作りに夢中だが死に魅せられた高校生の融(村上虹郎)という全く異なる境遇をもつふたりの男を大きくクローズアップ。
研吾の視線はどこかうつろでありながら射貫くような鋭さを持ち、漆黒の剣を肩に、イヤホンで音楽を聴く融の見るからに血気盛んな強い眼差しという対照的なふたりの姿を切り取った。本作を観た武田双雲氏が躍動感溢れる題字を手掛けており、ふたりが鋭い線で断ち斬られ、ふたりが臨むことになる対決をより一層ダイナミックで期待感を煽るポスターになった。
また、本作の全国共通特別鑑賞券(税込1,400円)が4月22日(土)より発売となることが決定。
劇場窓口購入者限定で、このビジュアルのクリアファイルが特典となる。
新場面写真では、研吾と融のみならず研吾の師で融を剣の道に導く僧侶・雪峯(柄本明)も含めて、劇中の様々な対決シーンが明らかに。女性には決して立ち入れない闘う男の色気が漂う世界感を感じることができる。
【物語】
海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。そんな中、研吾のもう一人の師匠である光村師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田融(村上虹郎)を送り込む。
彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった──。
『武曲 MUKOKU』
原作:藤沢周『武曲』(文春文庫刊)
出演:綾野剛 村上虹郎 前田敦子 風吹ジュン 小林薫 柄本明
監督:熊切和嘉
脚本:高田亮
音楽:池永正二
配給:キノフィルムズ
©2017「武曲 MUKOKU」製作委員会