マーレン・アデ監督最新作『ありがとう、トニ・エルドマン』が6月24日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります。この度、本作の予告編が完成致しました。
観る者の心を鷲掴みー40以上もの賞に輝く、これぞ 2016年の映画ベスト1
スクリーン・インターナショナル、カイエ・デュ・シネマなど各国の有力誌がこぞって 2016年の映画ベスト1に選んだのは、『ムーンライト』や 『ラ・ラ・ランド』でもなく、『ありがとう、トニ・エルドマン』だった。
ワールドプレミアとなったカンヌ国際映画祭で公式上映されるや、カンヌは本作の話題で持ちきりに。スクリーン・インターナショナルの星取りでは、歴代最高得点 3.7(4.0 満点)を獲得。
主要賞は逃したものの「観客と批評家にとってのパルムドール」と言わしめ、マスコミから絶賛された。既に公開されたドイツ、フランスでは異例の大ヒットを記録し、アカデミー賞ノミネートをはじめ、各国の映画批評家協会賞の外国語映画賞を受賞。ヨーロッパ映画賞では作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞と主要賞を総なめで世界の映画祭、映画賞を席巻!
カイエ・デュ・シネマ誌 2016年映画ベスト1
スクリーン・インターナショナル誌 2016年映画ベスト1
サイト&サウンド誌 2016年映画ベスト1
フィルム・コメント誌 2016年映画ベスト1
プレイリスト誌 2016年映画ベスト1
ヴァラエティ誌 観るべき10人の監督選出
第69回カンヌ国際映画祭 国際批評家連盟賞
第29回ヨーロッパ映画賞作品賞、監督賞、男優賞、女優賞、脚本賞
2016年国際批評家連盟賞年間グランプリ
第51回全米映画批評家協会賞 外国語映画賞
第89回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート ほか多数受賞!
ジャック・ニコルソンが自ら名乗りを上げ、 ハリウッド・リメイクが決定!
アメリカ公開の際には、本作を観て、惚れ込んでしまったジャック・ニコルソンが、ハリウッド・リメイクを熱望!
引退表明していたにも関わらず、撤回してリメイク版では自ら父親役を演じるという。
『ありがとう、トニ・エルドマン』はアカデミー賞の常連である大物俳優の心をも鷲掴みにした。
互いに思い合っているにも関わらず、今ひとつ噛み合わない父と娘の普遍的な関係を、 温かさと冷静な視点をあわせ持った絶妙のユーモアで描いた本作。
今回完成した予告編では、仕事に追われる娘を心配し、<トニ・エルドマン>という別人になって見守る 父・ヴィンフリートの姿がユーモラスに描かれる。
そんな<トニ・エルドマン>が巻き起こす、予想を超える展開を想像させるシーン。
そこから浮かび上がる父と娘の真実の愛が垣間見える、あたたかなものとなっている。
【STORY】
悪ふざけが大好きな父・ヴィンフリートは、コンサルタント会社で働く娘・イネスとあまり上手くいっていない。
たまに会っても、仕事の電話ばかりして、ろくに話すこともできない。
そんな娘を心配したヴィンフリートは、愛犬の死をきっかけに、彼女が働くブカレストを訪れることにする。父の突然の訪問に驚くイネス。ぎくしゃくしながらも何とか数日間を一緒に過ごし、父はドイツに帰って行った。
ホッとしたのも束の間、彼女のもとに、<トニ・エルドマン>という別人になった父が現れて...。
監督・脚本:マーレン・アデ
出演:ペーター・ジモニシェック、ザンドラ・ヒュラー /2016 年 ドイツ=オーストリア 162分
(c) Komplizen Film
宣伝・配給 ビターズ・エンド