2016 年カンヌ国際映画祭 ACID 部門正式出品作の衝撃ドキュメンタリー「マダム・ベー(MRS. B, A NORTHKOREAN WOMAN)」(原題)が、この度、邦題を『マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白』と決定し、初夏シアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開する運びとなりました。

さらに、来る 3月 3日より開催される、第 12 回大阪アジアン映画祭にて特別招待作品として日本初上映 されることも発表されました。

画像: (C)Zorba Production, Su:m

(C)Zorba Production, Su:m

中国へ売られた北朝鮮女性 B の数奇な運命

家族のための出稼ぎのはずが騙され、中国の貧しい農村に嫁として売り飛ばされた、ある北朝鮮女性 B。 最初は憎んでいた中国の夫と義父母との生活を受け入れ、そこで生き抜くために脱北ブローカーとなる。 しかし北朝鮮に残してきた息子たちの将来を案じた彼女は、彼らを脱北させ、自らも韓国へと渡る過酷な道 を選ぶ―。

監督は、フランスと韓国を拠点に映画製作し、カンヌには同作品のほか短編(「ヒッチハイカー」)も出品された注目の新鋭ユン・ジェホ。
女性 B の中国での生活、そして韓国への脱北の道中にも密着し、彼女の壮絶な生き様を記録した本作は、カンヌ国際映画祭 ACID 部門に正式出品されたほか、モスクワ国際映画祭とチューリッヒ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞受賞するなど、世界各国の映画祭で絶賛!
フランスでの公開も決定している、名もなき中年女性の貪欲で数奇な人生を追った傑作ドキュメンタリーがついに日本公開となる。

ユン・ジェホ(Jero YUN) 韓国・釜山出身。
フランス、ナンシーのエコール・デ・ボザール、パリのアール・デコ、ル・フレノワで、美術、写真、映画を 学ぶ。中編映画「暗闇の中で」(2009)、短編「赤い道」(2010)を演出したのち、短編「約束」(2011)を演出。アシアナ国際 短編映画祭で大賞を受賞する。2012 年ドキュメンタリー「北朝鮮人を探して」を演出、メキシコ国債短編環境映画祭にて 審査員スペシャルメンション賞を受賞した。2013 年台北映像委員会が制作したオムニバス映画に参加し、短編「豚」を 台湾の女性監督シンイン・チェンと共同で演出し、カンヌ映画祭監督週間、プサン国際映画祭に招待された。

監督/ユン・ジェホ(Jero YUN) ≪2016 年/フランス・韓国/72 分/DCP/ドキュメンタリー≫
(C)Zorba Production, Su:m

初夏、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

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