岡⼭県に住む実在のカップルに起きた奇跡をもとに映画化した、「8年越しの花嫁」。瀬々敬久監督がメガホンをとり、佐藤健、土屋太鳳のW 主演で今冬公開いたします。
結婚式の直前に病に倒れ意識不明となった花嫁を、8年間待ち続けた新郎。
「YouTube」に投稿された動画をきっかけに、「奇跡の結婚式」「感動の実話」として⼀気に話題が広がり、TV や新聞、ネットなど数々のメディアで取り上げられ、海外にも拡散、2015 年7 ⽉に「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」として書籍化もされました。
そしてこの度、バレンタインデーとなる2 月14 日、およそ1 ヶ⽉半に及ぶ撮影期間を経て、ついにクランクアップを迎えました。
年明け間もない1 月8⽇にクランクインした本作は、物語の舞台となる岡⼭を中心に、広島、⾹川など瀬戸内海エリアオールロケを敢行。地元の全面協⼒により、街中や、実際の病院等での撮影が実現。クランクアップ当日は、本作のラストシーンの撮影ということもあり、現場は⾼揚感と達成感に包まれました。
瀬々監督から花束を⼿渡された、尚志役・佐藤健さんと⿇衣役・⼟屋太鳳さんは、それぞれ監督と固い握手を交わし、集まったスタッフ・キャストからは盛大な拍⼿が沸き起こりました。
佐藤健さんは、「今回の役は、すごく爽やかであたたかくて、笑顔が素敵な、尚志さんという実際にいらっしゃる⽅。なかなか僕⾃⾝身にはない魅力をたくさんお持ちの⽅だったので、僕の中ですごく演じることが“挑戦”でした。ただ、皆さんに訪れた奇跡の数々、そして尚志さんの選ばれた⼈生、⽣き方に惹かれ、なんとしてもこの役は⾃分がやりたいと思いました。⾃分がどこまでできていたかわかりませんが、なんとかここまでこれたのは皆さんの⽀えがあったからこそと本当に感謝しています。そしてなによりも⼟屋さん、ありがとうございました。また皆さんとご⼀緒できることを願い、⽇々励んでいきたいと思います。」と万感の想いを語り、⼟屋さんは時折涙で⾔葉を詰まらせながら、「こんな私を信じてくださった、麻衣さん、尚志さん、ご家族のみなさん、そして瀬々監督、スタッフの皆さん、佐藤健さん、キャストの皆さん、本当にたくさん⾒守っていただいて、お誕生⽇(2⽉3⽇)も祝っていただいて、本当に幸せでした。⼥優として⽣きていてよかったなとすごく思いました。これからちゃんと恩返しできるように、もっともっと頑張っていきたいと思います。本当にありがとうございました。」と語りました。
そして、撮りたての場面写真も到着!
尚志と⿇衣が出会い恋に落ちたシーンの印象的な場面写真となります。
全国からコミック化に向けて漫画家大募集!
さらにこの度、原作のコミック化が決定、漫画家を全国から大募集するオーディション企画の実施が決定いたしました。
プロ、アマチュア、メジャー、インディーズ問わず、誰でも応募が可能。
書籍「8年越しの花嫁 キミの⽬が覚めたなら」の中から好きなシーンを選び、ネーム(コマ割り、構成案)を描いて提出。グランプリに輝いた作品は、コミック投稿サイト「コミカワ」(comicawa.com)で掲載後、コミックスも発売。
こうした映画化作品のコミック化でコンペを実施するのは非常に稀なケースとなり、注目を集めることが予想されます。
【ストーリー】
結婚を約束した一組のカップル、尚志と麻衣。幸せ絶頂の2人だったが、結婚式の3 ヶ月前、突然の病気が麻衣を 襲う。一時は心肺停止、その後も⻑い昏睡状態に。いつ目が覚めるかわからない状態に、麻衣の両親からは「もう他にいい人を見 つけたら」と言われるが、尚志は諦めず麻衣の側で回復を祈り続ける。その祈りが届いたのか、その後、麻衣は徐々に意識を取り 戻すが、そこへ更なる試練が降りかかる。麻衣は、記憶障害により尚志の記憶を失っていたのだった。大きなショックを受けなが らも、来る日も来る日も麻衣のもとへ通い続ける尚志。そして、8 年の年月が経った頃、ついに 2 人に奇跡が訪れる――。
佐藤健 土屋太鳳
監督 瀬々敬久
脚本 岡田惠和
原作 「8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら」(主婦の友社刊)
©2017「8年越しの花嫁」製作委員会