2月は以外と知られていない”ご当地”を舞台にした映画が続々公開されます!
もうすぐ春を迎えるなかで、映画ファンのみならず、旅行好きな方に3月の旅行シーズンを前におススメの旅行スポットをご案内しよう!ということで、思わず出かけたくなるような映画4本をご紹介しちゃいます。
まず、ご紹介するのは2月 18日(土)より全国公開される『スプリング、ハズ、カム』。
娘を知る、父を知るための可笑しくせつない、世界発のご町内ロードムービーです。
男手ひとつで育てた娘と複雑な気持ちで東京の街を巡る父親の肇役を演じるのは、これが映画初主演となる柳家喬太郎、鮮やかな語り口で江戸の町人から現代のギャルまで自在に演じ分ける落語界の鬼才。
娘の璃子には、E-girls のメンバーで、女優としても確かな演技力を見せる石井杏奈が喬太郎との広島弁の絶妙な掛け合いで好演をみせます。
東京でふれあう人々には、カリスマ的人気声優の朴 璐美、実力派コントグループ「東京03」の角田晃広、「アルコ&ピース」の平子祐希、最近注目度急上昇中の石橋けい、ラサール石井、さらに、二時間ドラマの女王ともいえる山村紅葉が本人役として登場します。
東京都世田谷区祖師谷が舞台ということで”日常の東京”を知る絶好の機会かも〜。
春に向けて、新社会人や学生で東京に住まれるあなたににもオススメです!!
『スプリング、ハズ、カム』
[2月18日より新宿武蔵野館にて公開/2月25日より渋谷ユーロスペースにて公開]
落語家の柳家喬太郎が男手一つで娘を育てた父親を演じるヒューマンドラマ。東京の大学に通うため、広島から上京して一人暮らしをすることになった璃子は、二月のある日、シングルファーザーの肇と二人で部屋探しに歩く。そこで出会う人々とのふれあいが二人の心にかけがえのない記憶を焼き付けていく。娘にとっては、ぶっきらぼうだが人情味あふれる父の愛を知り、亡き母が愛した一人の男性として父を見直す旅でもあり、父にとっては、少女から大人の女性へと成長する娘への「さようなら」を覚悟する旅であった...。
時田親子が部屋巡りのために訪れる街は、ウルトラマン商店街で有名な祖師ヶ谷大蔵。成城という高級住宅地の隣にあるにもかかわらず、小田急線の各駅停車しか停まらないためなのか、独特なゆったりとした時間の流れる、下町情緒残る魅力的な街です。肇と璃 子が大家さんと休憩する「祖師谷公園」や肇と璃子が立ち寄る「たこ焼きたこっぺ」、肇が居眠りする喫茶店「黒田珈琲」、結婚パーティーが開かれていたインド料理店「コルカタ祖師谷店」など...他にも魅力的なお店やスポットが数多くあります!是非一度足を運んでみてください!
まだまだあります、ご当地映画!映画を観るだけで旅行気分も味わえます!
その他にも、2月11日から公開がスタートした石川県北金沢市や中能登町が舞台の『ママ、ごはんまだ?』。美しい自然に囲まれた奈良県の葛城市が舞台の『天使のいる図書館』。“日本のベニス”と呼ばれるほど美しい景観を誇る、富山県射水市が舞台の『真白の恋』...
2017年 2月は以外と知られていない”ご当地”を舞台にした映画が続々公開されます。
『ママ、ごはんまだ?』
[2月11日より全国公開/石川県にて先行公開中]
歌手・一青窈の実姉でもある一青妙のエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」をベースに、台湾人の父と日本人の母の間に生まれた妙と、妹で歌手の窈の姉妹が、母が残したレシピを通じて、家族の絆を再確認するヒューマンドラマ。撮影が行われたのは、中能登町の山間部、井田エリアにある不動滝。修験者が訪れる滝として有名で、不動滝に打たれにくる修行僧や修行者が跡を絶ちません!七尾線能登部駅から車で10分程度の場所にある雨の宮古墳群。北陸エリアで最大級の前方後方墳と前方後円墳などがある場所として知られています!金沢市街の南部にある円光寺商店街。金沢工業大学に比較的近い場所にあり、地元の商店街として親しまれています!
『天使のいる図書館』
[2月18日より全国公開/2月11日より奈良県先行公開]
美しい自然に囲まれた奈良県の葛城エリアを舞台に、図書館で働く女性が地元住民たちとの交流を通して成長していく姿を、「魔女の宅急便」「あさが来た」の小芝風花主演で描いたハートフルドラマ。葛城地域は数多くのお寺や神社などのパワースポットや、屋敷山公園や葛城山麓公園など美しい景色が楽しめるエリアです。葛城市の北部、奈良県北葛城郡にある広陵町立図書館。火山活動によっ て真っ白な岩で覆われている標高 150m あまりの山です。異世界の空間を味わえるとして知られ、多くの人が観光に訪れます。奈良県と大阪府の県境にある大和葛城山。毎年 5 月頃にはつつじが満開になり美しい景色を満喫できる場所として知られています!
『真白の恋』
[2月25日アップリンク渋谷より全国順次公開/2月11日より富山県先行公開]
渋谷真白は、生まれてからこれまで、家族と共に富山で暮らしている。見た目にはそれとわからないが、真白には、ごく軽度の知的障がいがある。日常生活に支障はなく、現在は父の営む自転車店の店番をしたり、飼い犬の世話をしたりと、元気に暮らしている。ある日、 兄の結婚式で神社を訪れた真白は、東京からやって来たフリーカメラマン、油井景一に出会う。真白の生まれて初めての恋。応援する人、心配する家族。その中で真白は何を感じ、どう成長していくのか...。自然豊かな富山に暮らす、ひとつの家族の、「優しさ」と「葛藤」 を描く。この映画が、あなたの心に響くことを願って。“日本のベニス”と呼ばれるほど美しい景観を誇る、富山県射水市。この港町を舞台に、軽度の知的障がいのある主人公・真白(ましろ)の初恋を描いています!
このように、映画の世界観に浸りながら、ロケ地巡りも同時に楽しめる作品が 2月に公開されます!