ジェイク・ギレンホール主演(『ナイト・クローラー』)、ジャン= マルク・ヴァレ監督(『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『わたしに会うまでの 1600 キロ』)の最新作『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』が 2017年 2月 18日(土)より公開いたします。
『ナイトクローラー』で狂気的な演技で人々を魅了させたジェイク・ギレンホールが、妻を亡くし たのに涙の一滴すら流せず、自らの感情とうまく向き合えない哀しみと虚しさを、繊細な演技で見事に表現し、新境地を開拓しております。

そんな、本作を一足早くご覧いただいた各界著名人の方からも熱のこもった絶賛コメントが続々と集まっております。

身近な人を失って初めて知る本当の自分。その本当の自分は容赦なく、いままでの自分をぶち壊す。
ぶち壊し、ぶち壊されてなお、もう一度立ち上がろうとする人間の姿が美しい、と思いました。
人間は一度はぶち壊れないと真っ直ぐに立てない、歩けないのだと知りました。      町田康/作家

冷蔵庫やパソコンや妻、内側を知らないまま毎日接していたら、
ある日突然、妻を失ってしまう。配偶者を亡くしたときに、人の心がどう動くのか。
それを軽快に見せてくれる。                             山崎ナオコーラ/エッセイスト・小説家

主人公の壊れていく過程が、危うくも清々しく、不思議な解放感を覚えた。
遅すぎた愛が切ない。                                島本理生/作家

静かに壊れていく主人公の姿がどこか詩的で美しく、
人生は単純に勝ち負けや幸不幸ではないと思えてきました。               辛酸なめ子/漫画家・コラムニスト

この映画を観てすぐには泣けなかった自分ととも無自覚に流れて行く日常を振り返させてくれる映画です。
ふと、立ち止まった時に人は何を考え、何を見るのかを教えてくれる映画です。
ナオミ・ワッツが変わらない静かな狂気を孕んだ演技が嬉しい。             廣木隆一/映画監督

優しくない世界。優しくない主人公。そんな作品を楽しむ優しくない自分。
でも、優しいは見つけづらいだけで、本当はすぐそこにあると教えてくれる。       吉田恵輔/映画監督

喪失のあとにさえ続く何不自由ない日常はあまりにも残酷。だからって失った人を想って泣くことだけが正しいの? 
傷みに無自覚でいることを選んでしまう人のそれでも闘っていることを、そういう人に寄り添う者があることを、誰が否定できるのだろう。
涙ひとつこぼせないまま叫び続けていた101分を、全肯定したいと思った。
この映画を観てすぐには泣けなかった自分とともに、生きていこうと思えた。       木村綾子/作家・B&Bスタッフ

すべてをぶち壊さなければやり直せない人生もあるのだ。
時間軸が交差し、記憶を巡るような構成と対面しながら「その気持ち、よく分かる」と思った。
松江哲明/ドキュメンタリー監督


今回、感情の行き場を失くした主人公のデイヴィス(ジェイク・ギレンホール)が、身の回りのあらゆるものを破壊しまくる特別映像を解禁することになりました。

画像: ハンマーを振りかざすジェイク・ギレンホールの衝撃のスペシャル映像&各界からのコメント入手!『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』

今回解禁する映像は、主人公・デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)が通り掛けの工事現場で、家の解体を自らの手持ちの全財産 241ドルを支払ってまで働きたいとお願いし、さらにデイヴィス自身の新築並にキレイな自宅を大胆にも粉々に破壊するシーン。
原題 の『Demoliton』=破壊を象徴する感情高ぶる大事な 1シ ーンのひとつです。

スーツ姿でハンマーを持ち、壁をぶち壊していくデイヴィス。お金を払ってまで働きたいと申し出、何かに取りつかれたかのように破壊していくその異様な様に、工事現場の人たちも「野獣だな」「ヤ ク中だろ」と呆気にとられた様子。
さらに、「結婚生活を破壊する」 と自身の豪邸を、歳の離れた友人であるナオミ・ワッツ演じるカレンの息子クリス(ジューダ・ルイス)と次々に壊していくデイヴィス。音楽にノリながら、後先考えずテーブルも棚も窓ガラスも、「家」 をまるごとが粉々になるくらい、すべてを壊していきます。実はジェイク、17 歳の時に解体工事現場で働いていた経験があり、 その経験を活かし、本作で渾身の“破壊”を披露。
ラストカットで は、クリスがどこか遠い目をするデイヴィスをはげますような、ほほえましシーンで締めくくられます。

画像: ハンマーを振りかざす衝撃のジェイク・ギレンホール『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』スペシャル映像 youtu.be

ハンマーを振りかざす衝撃のジェイク・ギレンホール『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』スペシャル映像

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作品紹介

デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)は、出世コースに乗り、富も地位も手に入れたウォールストリートのエリート銀行員。高層タワーの上層階で、空虚な数字と向き合う、味気ない日々。そんな会社へ向かういつもの朝、突然の交通事故で美しい妻を失った―。しかし一滴の涙も出ず、哀しみにさえ無感覚になっている自分に気づいたデイヴィス。
彼女のことを本当に愛していたのか? 僕の心はどこにいってしまったんだー?
「心の修理も車の修理も同じことだ。まず隅々まで点検して、組み立て直すんだ。」義父からの言葉が引き金となり、デイヴィスは、身の回りのあらゆるものを破壊しはじめる。会社のトイレ、パソコン、妻のドレッサ ー、そして自らの結婚生活の象徴である「家」さえも―。あらゆるものを破壊していく中で、デイヴィスは妻が遺していた幾つもの“メモ”を見付けるのだが・・・

Introduction

本作は、『ダラス・バイヤーズ・クラブ』『わたしに会うまでの 1600 キロ』の監督・ジャン=マル ク・ヴァレの待望の最新作。「僕は幸せを掴もうともがいている人に惹かれる。この映画は人生を再 び始めるための、勇気いる旅路が美しかったんだ」と語り、何事にも無感覚になっている主人公の 心の迷いに寄り添いながら、美しい映像と共にエモーショナルに描き切った。そして、『ナイトクロ ーラー』で狂気的な演技で人々を魅了させたジェイク・ギレンホールが、妻を亡くし、自分を見失 った空虚な男の脆さを、繊細な演技で見事に表現。また、ナオミ・ワッツが、ジェイク演じるデイ ヴィスの心を溶かしていくシングルマザーを演じている。

監督:ジャン=マルク・ヴァレ(『ダラス・バイヤーズクラブ』『わたしに会うまでの 1600 キロ』) 原題:Demoliton
出演:ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー他 上映時間:101 分
提供:ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ
配給 ファントム・フィルム

2 月 18 日(土)より、新宿シネマカリテ他全国ロードショー!

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