中国で4月1日から公開される予定の東野圭吾氏の推理小説「容疑者Xの献身」を実写化する中国映画『嫌疑人X的献身』の記者発表会が北京で開催され、注目されていた主演2人の顔ぶれがついに発表された。
映画『嫌疑人X的献身』で監督を務めるのは初監督作品『ひだりみみ』が大きな反響を呼んだ俳優・監督のアレック・スー(蘇有朋)。
17日行われた記者発表会にはアレック・スーも出席し、今まで明かされることのなかった主演2人を引き連れて壇上に登場した。
初めて公に明かされることになった主演俳優は、俳優のワン・カイ(王凱)とチャン・ルーイー(張魯一)の2人で、ワン・カイが物理学者の唐川教授役、チャン・ルーイーが数学教師の石泓(石神哲哉)役をそれぞれ演じていることも発表されている。
アレック・スーが配役に関して、彼以外は考えられなかったと懇願する勢いで口説き落としたというワン・カイと、話題の日中合作巨編『空海 KU-KAI』に出演するなど演技派として知られるチャン・ルーイーの実力派2人の主演コンビが発表されたことで、今後益々の注目を集めそうだ。