マリアンヌ・フェイスフル
(Marianne Faithfull 1946年12月29日-)はイギリス生まれの歌手そして女優。
女優としては、ジャン・リュック・ゴダールに見出され、『MADE IN USA』に出演。
デビュー曲となるミック・ジャガー、キース・リチャーズ並びにアンドリュー・ルーグ・オールダムの作詞作曲による「涙あふれて」を劇中で披露している。
前後して、ミック・ジャガーとの恋仲になったことはあまりにも有名。しかし、その恋愛によってその後のスキャンダラスな人生となり、流産とミックとの破局、その後クスリ、自殺未遂、アル中などと続く。
彼女自身は、先祖がハプスブルグ家やレオポルト・フォン・ザッヘル=マゾッホの血筋を引いている家柄。修道院で過ごしたという彼女が、アイドルとして60年代のロンドンのポップアイコンとなる。
その後も歌手として、女優としても大スターというわけではないが、ある意味、多くの芸術家のシーンの中で、存在感を示し‘伝説のミューズ’であり続けてきた。
そんな、彼女の動画で見るレトロスペクティヴ。
「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ (涙あふれて)」を映画で歌うマリアンヌ・フェイスフル
ジャン・リュック・ゴダール監督による『MADE IN USA』1966年
デビュー当時テレビ番組で「アズ・ティアーズ・ゴー・バイ (涙あふれて)」を歌うシーン。
この曲を紹介するのは、ビートルズを世に出したことでも知られるブライアン・エプスタインです。
アラン・ドロンと共演の邦題『あの胸にもういちど』1968年 ジャック・カーディフ 監督
『あの胸にもういちど』別バージョンの予告
2007年復活したマリアンヌ・フェイスフルが主演する『柔らかい手』サム・ガルバルスキ監督
近年は、ミュージシャンとしての活躍の方が比重が多いですが、その中から、いくつか気になった映像をご紹介します。