『 ノー・マンズ・ランド』『 鉄くず拾いの物語』
の社会派監督ダニス・タノヴィッチ監督 2作品連続の公開が決定!
第66 回ベルリン国際映画祭で銀熊賞をはじめとした二冠に輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞ボスニア・ヘルツェゴビナ代表にも選ばれた『サラエヴォの銃声』の予告編は、グランドホテル形式に登場人物が語られる。
サラエヴォ最高のホテル“ホテル・ヨーロッパ”に訪れる来賓VIP。
ストライキを企てるホテルの従業員。それを阻止しようとする支配人。
それぞれの思惑が複雑に絡み合い、画面は4 分割に。
「100 年前のサラエヴォ事件と現代が交錯するとき、一発の銃声が鳴り響く」その力強い言葉の後に、畳みかけるように場面が展開し、最後に鳴り響く一発の銃声。
巧妙に練られた予告編に一瞬たりとも目が離せない!
世界で高い評価を受けているダニス・タノヴィッチ監督にしか扱えない禁断のテーマを、ドラマチックに、サスペンスフルに描き出した注目作!
『サラエヴォの銃声』
【STORY】
2014 年 6 月 28 日、第一次世界大戦勃発のきっかけとなったサラエヴォ事件から 100 年。サラエヴォ最高のホテル「ホテル・ヨーロッパ」では、記念式典が行われることになっていた。ホテルの屋上で戦争と結果についてインタビューするジャーナリスト。式典に招待されて演説の練習をする VIP。賃金未払いをめぐってストライキを企てる従業員たち。混沌とするホテルに一発の銃声が鳴り響き、それぞれの運命が大きく交錯していく…。
監督・脚本:ダニス・タノヴィッチ 原案:ベルナール=アンリ・レヴィ(戯曲「ホテル・ヨーロッパ」)
出演:ジャック・ウェバー、スネジャナ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ
ファケタ・サリフベゴヴィッチ-アヴダギッチ
2016 年/フランス=ボスニア・ヘルツェゴビナ/85 分/シネマスコープ 配給:ビターズ・エンド
© Margo Cinema, SCCA/pro.ba 2016