舞台は世界遺産・屋久島。
有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュア楽団と、彼らを“本物”として押し通そうとする島の女性職員が巻き起こす、笑いと感動のハート・ウォーミング・コメディ!
2017年1月21日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開となります、オール屋久島ロケで撮影された映画『東京ウィンドオーケストラ』の予告編が完成いたしました!
『滝を見にいく』(沖田修一監督)、『恋人たち』(橋口亮輔監督)につづく、松竹ブロード キャスティングのオリジナル映画プロジェクトの第3弾作品として製作された本作は、 世界遺産・屋久島を舞台に、有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュ ア楽団と、自分のミスで彼らを呼んでしまった町役場の女性職員が、彼らを本物のトップアーティストとしてだまし通そうとする騒動を通して、「何かに一生懸命になる」ことの可笑しみと愛おしさを映し出す、ハート・ウォーミング・コメディです。
監督は、東京藝術大学大学院の修了制作として監督した『神奈川芸術大学映像学科研究室』が国内外で注目を集めた、日本 映画界期待の新鋭・坂下雄一郎。オリジナル脚本で挑んだ本作で、商業映画デビューを飾ります。
出演は、今最も注目される若手女優・中西美帆が映画初主演を務め、アマチュアオーケストラの楽団員を、ワークショップで選抜された年齢もキャリアもバラバラの新人俳優たちが熱演。
さらに小市慢太郎ら実力派が脇を固め、作品に厚みを与えています。
今回完成した予告編では、やる気のない役場職員・樋口(中西美帆)と、念願のコンサート開催に感激する観光課職員・橘 (小市慢太郎)とのテンションの落差、そして自分たちがプロだと勘違いされていることに気づくも、樋口から「このまま本物ってことでいきましょう」と丸め込まれ、成り行きで有名楽団のフリをさせられているうちに、やがて自分たちのありのままで 演奏したい!という気持ちに目覚めていくアマチュア楽団のドタバタぶりがよく伝わってくる映像に仕上がっています。
応援コメント
登場人物たちが、大人なのに、まるで子供のようでした。
いざとなったら、案外そんなものかもしれません。不思議とそれが可愛らしくもあります。
沖田修一(映画監督)
【STORY】
屋久島で日本有数の吹奏楽団を招いたコンサートが開催されることになった。担当の役場職員・樋口が港に迎えに行くと、そこにいたのは観光気分の10人の楽団員たち。だが島をあげての大歓迎を不審に思った彼らは、自分たちが有名オーケストラと間違われていることに感づき、島から逃亡しようとする。同じ頃、彼らが偽物だと気づいた樋口は自分のミスを隠すため、彼らを“本物”としてだまし通すことを決意する―。刻一刻と迫る開演時間。果たして樋口と素人同然のアマチュア楽団員たちは、このピンチを乗り切ることができるのか!?
監督・脚本:坂下雄一郎
出演:中西美帆、小市慢太郎、松木大輔、星野恵亮、遠藤隆太、及川莉乃、水野小論、嘉瀬興一郎、川瀬絵梨、近藤フク、松本行央、青柳信孝、武田祐一、稲葉年哉
製作:松竹ブロードキャスティング
配給:松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ
宣伝:アーク・フィルムズ/デジタルSKIPステーション
制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント
©松竹ブロードキャスティング
<日本/2016/ビスタ/75分/ステレオ>