生誕 150 周年エリック・サティの名曲「ジムノペディ」の美しい旋律に板尾創路も乱れる!
あのキム・ギドクも絶賛した、行定勲監督の初ロマンポルノ作品の予告編映像が解禁
大ヒット作品『世界の中心で、愛をさけぶ』を筆頭に、これまで数多くのラブストーリーを手掛けてきた行定勲監督が、初めてロマンポルノに挑んだ最新作『ジムノペディに乱れる』の予告編が解禁になりました。

画像1: ©2016日活

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本作は、今年 2016 年で製作開始から 45 周年を迎える、日活ロマンポルノリブートプロジェクトの一環で製作された作品で、行定勲監督のほか塩田明彦監督、白石和彌監督、園子温監督、中田秀夫監督ら第一線で活躍する監督陣が、完全オリジナルの新作を28 年ぶりに撮りおろすことでも話題になっています。

 先日行われた第 21 回釜山国際映画祭でのワールドプレミア上映には、韓国を代表する鬼才映画監督キム・ギドクや、映画プロデューサーのアン・ドンギュなど韓国映画関係者が来場し、本作を絶賛しています。
 主演を務めるのは芸人、俳優など様々な顔をもつ板尾創路。映画監督としても2本の作品を残し注目される彼が、全てを失い自暴自棄になっている映画監督の男・古谷を演じています。そして古谷を惑わすヒロイン・結花には、透明感の溢れる美しさで注目される新進気鋭の女優・芦那すみれ。これまではBOMI名義でミュージシャンとして活動しており、本作が本格的な映画デビュー作に。

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 もうひとりのヒロイン・安里には、NHK大河ドラマ「真田丸」の出演など、注目の若手女優・岡村いずみ。慶応義塾大学を卒業した才女で、non-noの専属モデルを経て、現在女優として様々な作品に出演しています。2人とも本作で、初めて濡れ場に挑戦し、美しく官能的なラブシーンを披露しています。本作は、板尾創路演じる映画監督の古谷が<1週間>、ヒロイン2人をはじめ、田山由起、田嶋真弓、木嶋のりこ、西野翔らが演じるさまざまな年齢層の女性たちと官能的に乱れる姿も必見。さらに、ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきもカメオ出演しています。今年、生誕150年を迎えたエリック・サティの名曲「ジムノペディ」の調べにのせ、ラブストーリーの名手・行定勲監督が、切なく不器用な大人の愛を官能的に描いています。

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 初解禁された予告編には、板尾創路が演じる映画監督の古谷が、女たちの肌のぬくもりに助けられながら、失った何かを探し求める姿が描かれており、古谷をとりまく女たちとの官能的なシーンを想起させる映像がちりばめられています。本作は、中央線沿線が舞台になっており、ロマンポルノにも深い関わりがある映画監督の実話エピソードにもインスパイアされています。終盤に放たれる「感じるんだ」というセリフには、不感症で不寛容な時代へ一石投じるものになっています。

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あらすじ>

 自宅のピアノから流れるエリック・サティの「ジムノペディ」の音色。目を覚ました映画監督の古谷慎二(板尾創路)はピアノが置かれた部屋へ足を踏み入れるが、そこにはピアノを弾いていた妻の姿はない――。
 古谷は久々に新作映画の撮影に入っていた。国際映画祭で高い評価を得た名声は過去のものとなり、今では
低予算映画の仕事にありつくのがやっとだった。かつては「精神が研ぎ澄まされていれば、金がなくても映画だ」と、どんな条件でもやる気を失わなかったが、今では「こんな現場は映画じゃない」と愚痴っている。撮影直前になって、主演女優の安里(岡村いずみ)がラブシーンで愚図りはじめ撮影が進まない。古谷は強引に説得するが、安里と言い争いとなり、険悪な雰囲気のまま撮影は中断してしまう。
 その日、古谷は昔から関係がつづく衣裳部スタッフと一夜を共にする。そして翌朝、彼女から安里が降板したことを知らされる…。映画は製作中止となり、時間を持て余した古谷は、街で会った映画専門学校の教え子・結花(芦那すみれ)の部屋に転がり込む。思わせぶりな態度で挑発してくる結花と体を重ねる古谷。雨の音に紛れてどこからかジムノペディが聞こえてくる―。

画像: 行定勲監督『ジムノペディに乱れる』予告編 youtu.be

行定勲監督『ジムノペディに乱れる』予告編

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板尾創路  
芦那すみれ 岡村いずみ
田山由起 田嶋真弓 木嶋のりこ 西野翔 
藤原季節 嶺豪一 千北雅楽 丸山昇平 川田希 鶴巻紬 遊貴まひろ 鈴木雄一郎 
岩谷健司 宮本裕子 三浦誠己 伊藤洋三郎 / 風祭ゆき 

監督:行定勲 
脚本:行定勲・堀泉杏 
音楽:めいなCo.
製作:由里敬三  
エグゼクティブプロデューサー:田中正 
プロデューサー:西尾沙織 田中誠一 
撮影:今井孝博 
照明:中村裕樹 
美術:相馬直樹 
録音:伊藤裕規 
編集:今井剛 
音響効果:岡瀬晶彦 
装飾:野村哲也 
衣裳:袴田知世枝 
ヘアメイク:倉田明美・吉澤由美子 
スクリプター:大西暁子 
キャスティング:新江佳子 
助監督:是安祐 
制作担当:相良晶 
アソシエイト・プロデューサー:小室直子 高木希世江 山本章 
企画製作・配給:日活 
特別協力:スカパーJSAT 
制作プロダクション:ジャンゴフィルム

2016/日本/83分/5.1ch/スコープサイズ/カラー/デジタル/R18+

2016年11月26日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開


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