10月9日肺不全により急逝したポーランド映画の巨匠アンジェイ・ワイダ監督。
遺作となる最新作『残像』(英題 Afterimage 原題 Powidoki )が2017年6月に日本公開が決まった。
すでに、2017年アカデミー賞ポーランド代表作品として選出されている。
作品はロシア構成主義の先駆的画家マレーヴィチの弟子でポーランドの前衛芸術の礎を作ったアーティスト、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの生涯を描いている。
スターリンがポーランドへの侵略を進める中、社会主義リアリズムの方針に逆らい自身のアートを貫いたため迫害を受けながらも、数名の学生たちの協力を得て、権力に抵抗するその生き方をフォーカスするワイダ監督らしいテーマの作品。
海外予告
監督:アンジェイ・ワイダ
脚本:アンジェイ・ワイダ、アンジェイ・ムラルチク
出演:
ボグスワフ・リンダ
ゾフィア・ヴィフラチュ