10月6日より開催される釜山国際映画祭では[ガラプレゼンテーション部門]では、黒沢清監督の『ダゲレオタイプの女』が登場し、[A window of Asian Cinema(アジア映画の窓)] には今公開中、もしくはこれから公開の話題の日本作品が続々と登場する。
深田晃司監督『淵に立つ』
西川美和監督『永い言い訳』
山下敦弘監督『オーバー・フェンス』
中野量太監督『湯を沸かすほどの熱い愛』
富田克也監督『バンコクナイツ』
庭月野 議啓監督『『仁光の受難』』
どれもこれも、すでに海外で受賞された作品や海外の映画祭で評判になった作品だ。
そんな、作品群の中で注目すべきは、永瀬正敏主演のSABU監督の最新作『Happiness 』がこの釜山国際映画祭で初上映(ワールドプレミア)上映されることがわかった。
ストーリーは、若者が都会に出て行ってしまい、活気を失った地方の町に、奇妙なヘルメットを持った神崎(永瀬正敏)が突然現れる。
かぶると幸せになれるというヘルメットの力で町は活気づき、神崎は町長から町にとどまって活性化するよう依頼される。ただ神崎には謎めいた過去があり、彼が町に来た本当の理由を知る者は誰もいなかった。
その他、出演はD-BOYSの鈴木裕樹、奥田恵梨華、弾丸ジャッキーのオラキオ。
また、同じくパリで開催される”allemand フィルムフェスティバル”での上映も確定している。