20世紀を代表する戦争映画の記念碑的傑作!
1966年 ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞
1967年 キネマ旬報外国映画ベスト・テン第1位
アルジェの戦い【デジタル・リマスター/オリジナル言語版】予告編解禁そして公開日決定

1954年から1962年にかけてフランスの支配下にあるアルジェリアにおいて、フランス軍と抵抗組織の攻防を描いた『アルジェの戦い』。監督のジッロ・ポンテコルヴォは、映画を作るにあたって記録映像を一切使わず、目撃者や当事者の証言、残された記録文書をもとにリアルな劇映画として戦争の実体をドキュメンタリー・タッチで詳細に再現している。

画像: © 1966 Casbah Films, Inc. All rights reserved.

© 1966 Casbah Films, Inc. All rights reserved.

この度、解禁された予告編では、カスバ市街地を歩くフランス警察に、銃を突きつけるアラブ風の男。カフェにいる女性が、爆弾を仕込んであるらしいバッグを店舗に隠し、爆発する様子。加えて、それを壊滅させんと軍服をまとったフランス兵が、街に潜む抵抗組織を炙り出して壊滅しようとする様子など正に血を血で洗う戦闘が、リアリズム溢れる過激な描写で映し出されている。
そして、「解放戦線は敗北した」とフランス軍が勝利宣言をしたかにみえた後、大勢の群衆が「アルジェリア万歳」と悲痛の叫びをあげる。そのシーンは、実際のアルジェリア市民、8万人を動員して撮影したとのこと。一体、どうやってアルジェリアが解放されたのか? その圧巻のラストシーンも期待が高まるところだ。

画像: アルジェの戦い【デジタル・リマスター】予告編 youtu.be

アルジェの戦い【デジタル・リマスター】予告編

youtu.be

本作は、1966年の製作から今年で丁度50周年に当たる。この度、公開されるデジタル・リマスター、オリジナル言語バージョンは、本年のヴェネツィア国際映画祭、トロント国際映画祭、NWFFなどにて上映されることが決定しており、難民の流出、頻発するテロの恐怖等、激動の世紀に生きる我々にとって、改めて今観るべき映画として世界中で再評価が高まっている。

「アルジェの戦い」 
原題:La battaglia di Algeri 
監督:ジッロ・ポンテコルヴォ
脚本:フランコ・ソリナス/ジッロ・ポンテコルヴォ 
撮影:マルチェロ・ガッティ 
音楽:エンニオ・モリコーネ 
出演:ジャン・マルタン ヤセフ・サーディ ブラヒム・ハギアグ
1966年/イタリア=アルジェリア/B&W/1.85:1/121分/フランス語・アラビア語
提供:キングレコード
配給:コピアポア・フィルム

10月8日(土)より新宿K’s cinemaほか 全国順次公開

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