中国映画やドラマに出演する出演者のギャラが近年高騰し、度々そのバブル現象が話題になる中国だが、このたびメディアを管理する国家新聞出版広播総局(広電総局)が俳優の高額のギャラを問題視し、抑制に動き出した。

中国の女優ジョウ・シュン(周迅)と台湾の人気俳優ウォレス・フォ(霍建華)がダブル主演している時代劇ドラマ「如懿伝」では、主演2人の出演料が制作費の半分となる合計1億5000万元(約23億円)だと伝えられている。
こうした出演料の高騰は制作スタッフの報酬を圧迫し、作品の質の低下を招いているなどとも伝えられており、中国政府も抑制に働きかけたというわけだ。
また、中国とは対照的なのが台湾マーケットであり、例えば台湾で最も出演料が高いとされる俳優ジェリー・イェン(言承旭)でさえ1話につき2万ドル(約200万円)と言われ、中国の出演料と比べると雲泥の差となっている。

ジェリー・イェンをはじめとした台湾の俳優たちは中国本土でも高い人気を誇っており、近年活動の拠点を中国に移す台湾人も増えている。
今回の中国政府の決定が中国本土で活動する台湾人たちにも影響を与えることになるのか?注目が集まる。

画像: ジョウ・シュン http://www.ledao.so/Detail/35/1619/19.htm

ジョウ・シュン
http://www.ledao.so/Detail/35/1619/19.htm

画像: ウォレス・フォ http://www.niusnews.com/=P2u6us68

ウォレス・フォ
http://www.niusnews.com/=P2u6us68

画像: ジェリー・イェン http://ent.ltn.com.tw/news/paper/709078

ジェリー・イェン
http://ent.ltn.com.tw/news/paper/709078

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