現代アーティスト・ヤノベケンジによる四国における初の大規模な個展の中で、撮影されるという今までにない試み---林海象監督『BOLT』
イマジネーションあふれる作品の数々を世に放ってきたヤノベの創造の軌跡を、「シネマタイズ=映画化」とい う視点で再編します。
「シネマタイズ」とは、ヤノベがストーリー性とキャラクター性のある虚構的作品を様々な場所に設置すること で、空間や現実自体が映画のように変容する効果を意味しています。初期から最新プロジェクトまでの実作の展示 に加え、資料展示やドキュメンタリー映像の上映を通して、ヤノベ作品によって「シネマタイズ」された様々な空間 や現実の歴史を追います。
さらに、展示室全体を映画セットにするインスタレーションが行われ、実際の公開映画のための撮影も予定されて います。まさに、美術館自体が「シネマタイズ」される画期的展覧会です!
【 映画『BOLT』公開撮影について 】
高松市美術館特別展「ヤノベケンジ シネマタイズ」(9月4日まで)において、映画『BOLT』の公開撮影を以下の通り実施します。
日時:
2016年8月29日(月)~9月4日(日)9:30~19:00(日曜~17:00)※入室は閉館30分前まで
※撮影スケジュールにより、ご覧いただくことができない時間帯がありますのでご了承ください。
場所:
高松市美術館2階企画展示室
入場料:
2階展示室受付で観覧券をお求めになりご入室ください。(一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料)
【 撮影の観覧方法 】
・企画展示室(2つ目の展示室)にお進みいただき、観覧スペースから撮影風景をご覧いただきます。
・観覧に際しては下記の注意事項をご確認ください。
( 撮影観覧においての注意 )
*撮影本番中、リハーサル中及び準備中に撮影本体・スタッフ・出演者に迷惑行為や撮影に支障がある行為を行われた方は、その場から退場して頂く事がありますので、事前にご了承ください
*場内でのカメラ(携帯カメラ含む)・ビデオによる撮影、録音等は固くお断りいたします。
*諸事情により、やむを得ず本公開撮影を中止させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。
*公開撮影時には映画「BOLT」製作委員会、ウルトラファクトリー、京都造形芸術大学、東北芸術工科大学、高松市美術館、及びマスコミ各社の取材による撮影、記録撮影が行われ、テレビ・雑誌・ホームページ、SNS等にて放映・掲載される場合がございます。また、撮影の模様が後日販売されるDVD商品等 に収録される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
公開撮影における個人情報(肖像権)は、本公開撮影会場に入場されたことにより、上記に使用されるということにご同意いただけたものとさせていただきます。
『BOLT』予告
展覧会特報
―映画『BOLT』(SF短編映画)について―
公開予定日:
2017年劇場公開予定
監督:
林海象
出演:
永瀬正敏、佐野史郎、金山一彦、後藤ひろひと、吉村界人、月船さらら、他
美術:
ヤノベケンジ
あらすじ:
ある日日本のある場所で大地震が起きた。その振動で原子力発電所のボルトがゆるみ、圧力制御タンクの配管から冷却水が漏れ始めた。その高放射能冷却水をとめるために、ボルトを締めにゆく男たちの物語。 『BOLT』は、林海象監督による短編映画3部作の内、2014年撮影の第2話『GOOD YEAR』、2015-2016年撮影の第3話『LIFE』に続いて撮影される第1話。
詳細は下記より
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/exhibitions/ex/20160716.html
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/news/160823.html