「第13回ラテンビート映画祭(LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2016)」 開催!
第13回ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2016の開催が決定!
13回目を迎える本年は新宿・大阪・横浜の3都市で開催。
新作映画は、米国アカデミー賞外国語映画部門メキシコ代表作『600マイルズ』(ガブリエル・リプステイン監督・ティム・ロス出演)、同アイルランド代表のキューバ・アイルランド合作映画『VIVA』(パディ・ブレスナック監督、ホルヘ・ペルゴリア出演)他をラインナップ。
恒例となりました豪華来日ゲストとのQ&Aも行います。
また、新企画として南米新世代作家として注目されているアンドレス・フェリペ・ソラーノの小説の朗読劇「ドラマティック・リーディング」を開催します。
偉大なる作家ガルシア=マルケスと同じコロンビア出身のソラーノは2016年にコロンビアで権威ある文学賞を受賞しています。
今企画のために短編小説『WHITE FLAMINGO』を自ら戯曲化。日本人俳優たちが南米の香り漂う小説世界を朗読します。
ラテンビートにふさわしい、ポップなデザインのビジュアルも完成!
映画祭メインビジュアルのデザインは、昨年に引き続き、1992年バルセロナ五輪のマスコット「コビー」の生みの親としても知られる、スペインを代表するグラフィック・プロダクトデザイナー、ハビエル・マリスカルが手掛けています。
全上映作品、関連イベントも順次発表予定。
【ドラマティック・リーディング 『WHITE FLAMINGO』】
アンドレス・フェリペ・ソラーノ(Andrés Felipe Solano)略歴
1977年コロンビア・ボゴタ生まれのアンドレス・フェリペ・ソラーノは、スペインのBabelia-El País、英国の文芸誌GRANTA、また米国のNew York Times等に作品を発表し、南米新世代作家として注目されている。2010年にはGRANTAにおいて「Best of Young Spanish-Language Novelists」にコロンビアから唯一選出された。
2016年にはコロンビアでもっとも権威のある文学賞「Premio Biblioteca de Narrativa Colombiana」を受賞。現在は韓国人の妻と共に韓国で暮らしている。
主な作品:「Sálvame, Joe Louis」(2007年)、「Los Hermanos Cuervo(邦題:クエルボ兄弟)」(2012年)
【上映作品詳細(一部)】
『600マイルズ』
原題:600 Millas
監督:ガブリエル・リプステイン/出演:ティム・ロス、クリスティアン・フェレール、ノエ・エルナンデス/2015年/サスペンス/メキシコ・米国/85分
武器の密輸を生業にするメキシコ人青年アルヌルフォ・ルビオは彼を捕えようとしたATFエージェントのハリスを誘拐。アリゾナから600マイル先にあるメキシコの麻薬組織の本拠地まで長い旅に出る…。メキシコ人青年ルビオ役には『闇の列車、光の旅』のクリスティアン・フェレール。
旅の道中、ルビオと心を通わせるハリスをティム・ロスが演じている。ガブリエル・リプステイン監督はメキシコを代表する名監督アルトゥーロ・リプステインの息子で、本作が監督デビューとなる。2015年のベルリン国際映画祭では最優秀新人作品賞受賞。2016年アカデミー賞外国語映画部門のメキシコ代表にも選出された。
『VIVA』(原題)
監督:パディ・ブレスナック/出演:エクトル・メディナ、ホルヘ・ペルゴリア、ルイス・アルベルト・ガルシア/2015年/ドラマ/キューバ、アイルランド/100分
ハバナで暮らす美しい青年ヘススは、ドラッグクイーンにスカウトされ、ビバという芸名で女装をしてクラブのステージに立ち始める。そんなヘススの元へ15年ぶりに父親が戻ってきた。かつて父親から虐待を受けていたヘススは忌まわしい過去を思い出す…。主演は『キング・オブ・ハバナ』(LBFF2015出品)のエクトル・メディナ。
名作『苺とチョコレート』でゲイの芸術家を演じ、鮮烈な印象を残したキューバの名優ホルヘ・ペルゴリアが脇を固める。監督はアイルランド人のパディ・ブレスナックが務め2016年のアカデミー賞外国語映画部門アイルランド代表に選出された。
その他、ラテン各国から届いた最新作を上映いたします。
近日、全作品決定!
【会場・日程】
東京・新宿バルト9: 10月7日(金)~10日(月・祝日)・14日(金)~16日(日)
大阪・梅田ブルク7: 10月22日(土)・23日(日)
横浜・横浜ブルク13: 11月12日(土)・13日(日)
主催:LBFF実行委員会
プロデューサー&プログラミング・ディレクター:アルベルト・カレロ・ルゴ
運営:㈱ティ・ジョイ
運営協力:新宿バルト9、梅田ブルク7、横浜ブルク13