中国人の北海道人気の牽引に大きく貢献した映画『狙った恋の落とし方。』や70年代に起こった大地震を経験した親子の人生を描いて感動を引き起こした『唐山大地震―想い続けた32年―』などのヒット作品で、中国映画界随一のヒットメーカーとして知られるフォン・シャオガン(馮小剛)監督が、ハリウッド3大エージェントの一つ、クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー(Creative Artists Agency/CAA)と契約を交わしたというニュースが中国メディアの新浪によって伝えられている。
ブラッド・ピットやトム・クルーズら大物ハリウッド俳優や、キャメロン・ディアス、ナタリー・ポートマンらなどの女優が所属しているCAAには、ジャッキー・チェン(成龍)、ドニー・イェン(甄子丹)、ジェット・リー(李連杰)、映画監督のウォン・カーウァイ(王家衛)やアン・リー(李安)といった中華圏の俳優や監督らが所属しており、フォン・シャオガン監督もそこに新たに名前を連ねることになった。