8/20(土)〜8/26(金) 北欧映画の夏祭り

フィンランドの鬼才 アキ・カウリスマキ特集

北欧映画の夏祭りの中で、フィンランドの鬼才 アキ・カウリスマキ特集が開催されることとなった。社会の底辺に生きる人々を淡々と描き、独特のひねりをきかせたユーモアと、革新的に登場させるバンドの演奏シーンなど音楽センス溢れるカウリスマキ監督の世界を堪能しよう。

「街のあかり」 8/20(土)〜8/26(金) 19:00-

2006年/フィンランド/78分/カラー

警備会社に勤める純朴な男、コイスティネン。人付き合いも悪く不器用なため、同僚からも疎まれ、恋人もいないまま孤独な日々を送っていたが、ある日、彼の前にミルヤという名の美女が現れる。生まれて初めて恋に落ちたコイスティネンだったが、彼女はマフィアが送り込んだ情婦だった。騙された男はあろうことか、強盗の罪に問われてしまい…

画像: Laitakaupungin Valot - Trailer youtu.be

Laitakaupungin Valot - Trailer

youtu.be

「過去のない男」8/20(土)〜8/26(金) 17:00-

2002年/フィンランド/97分/カラー

記憶をなくした男の戸惑いと淡い恋をしみじみと語る、カンヌ映画祭グランプリ&主演女優賞受賞作。ヘルシンキにやってきた男が暴漢に襲われ、記憶喪失に陥ってしまう。彼は港湾のコンテナで生活をはじめ、食事や服の面倒をみてくれる救世軍の女性に恋をするが、銀行強盗に巻き込まれたことから、身元が発覚し…。ムード漂う数々の歌謡曲にも注目。

画像: L'Homme sans passé (2001) youtu.be

L'Homme sans passé (2001)

youtu.be

「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」8/20(土)〜8/26(金) 13:50-

1989年/フィンランド・スウェーデン/78分/カラー

メンバー全員が、長く鋭いリーゼント&サングラスというスタイルの実在のロックバンド、レニングラード・カウボーイズを主演に迎えた、シュールな笑い満載の傑作ロードムービー。冴えない民族音楽バンドだった彼らがアメリカへと旅立ち、ロックンロールバンドへと大変身する。この作品によって、カウリスマキはカルト的人気を得る様になる。

画像1: Leningrad Cowboys Go America - Free Screening at The Loft Cinema vimeo.com

Leningrad Cowboys Go America - Free Screening at The Loft Cinema

vimeo.com

「マッチ工場の少女」8/20(土)〜8/26(金) 15:30-

1990年/フィンランド/70分/カラー

マッチ工場の少女2

マッチ工場で働く孤独な少女イリスは、稼いだ僅かなお金で母と義父を養う日々。ある日彼女は、もらった給料で自分のドレスを買ってしまい、義父と母からひどく叱られてしまう。そんな窮屈な日々に我慢できなくなった彼女は、ディスコで出会った男と一夜を過ごし、妊娠してしまう。しかし男の本心を知り、イリスは復讐することを決心するが…

画像: kaurismäki: tulitikkutehtaan tyttö youtu.be

kaurismäki: tulitikkutehtaan tyttö

youtu.be

「白夜のタンゴ」8/20(土)〜8/26(金) 12:00-

2013年/ドイツ・フィンランド・アルゼンチン/83分/カラー

アキ・カウリスマキも唱える「フィンランド、タンゴ紀元説」。3人のアルゼンチン人タンゴミュージシャンが真相を確かめるべくフィンランドへ向かう音楽ドキュメンタリー。ラテン気質の彼らが、フィンランド人との交流のなかで気づいたものとは…「マッチ工場の少女」に出演している名タンゴ歌手レイヨ・タイバレとの百夜のセッションはまさに夢の時間。

画像: https://yujiku.wordpress.com/aki-kaurismaki/

https://yujiku.wordpress.com/aki-kaurismaki/

This article is a sponsored article by
''.