ハリウッドと中国の映画界が本気で世界を狙った超大作『The Great Wall』
『初恋のきた道』『LOVERS』などで世界中が認める巨匠チャン・イーモウ監督の歴史大作。
マット・デイモンを主演にアンディ・ラウなどの両国のトップスターが、四つに組んでいるファンタジー・アクションの『The Great Wall」の初となる海外予告編が公開された。
中国映画が本当の意味で世界に向けて踏み出す作品と言われてきたが、予告編を見ると確かに、その重厚感とスケールの大きさを感じることができる。
万里の長城を舞台に、世界を守るために怪物と戦うという歴史アクション大作。
製作は中国企業のグループ傘下に入ったハリウッドの『GODZILLA ゴジラ 』や『パシフィック・リム』『ダーク・ナイト』などを製作したレジェンダリー・ピクチャーズが担当。
そして、アカデミー賞ノミネート経験スタッフが多数参加しており、まさに現代中国の映画界の実力を見せつけようとする気概さえ感じる布陣となっている。
製作費も当初は1億3500万ドル(約155億円)と言われてきたが、現在では1億5000万ドルと言われており200億に近い製作費が一本の映画に動いていることとなる。
そして、この映画製作チームで、12本の米中合作映画を今後製作すると発表されており、すでにディズニーアニメ「ライオンキング」などで知られるロバート・ミンコフ監督とはプロジェクトが進行中だという。
これらの企画の多くは、中国の古くからの神話などがベースになっており、ある意味中国の国を挙げての文化戦略の重要な位置を占めていく。
今作は主演のマット・デイモン以外には、ジン・ティエン、ペドロ・パスカル、アンディ・ラウ、ウィレム・デフォーなどがクレジットされている。
まずは、予告をご覧ください!