香港を代表する国際派アクションスターのジャッキー・チェン(成龍)の最新主演作『SKIP TRACE(絶地逃亡)』の先行上映がこのほど中国各地で行われて集客率90%以上の人気ぶりとなっている。
本作は7月21日から中国全土で封切られることになるが、19日に北京や上海など26都市で行われた先行上映会では、昨年中国映画市場最高の興行収入を叩き出した『モンスター・ハント』が先行上映で記録した95%に迫る集客率を作り、大ヒットの兆しを予感させている。
メガホンを取ったのは『ダイ・ハード2』などで知られるレニー・ハーリン監督で、ジャッキー・チェンをはじめ、米コメディアンのジョニー・ノックスビルや中国を代表する国際派女優のファン・ビンビン(范冰冰)らがキャストに顔を並べている。
2016年の中国映画市場は非常に好調で、春節に上映された『美人魚』が中国映画市場で歴代最高の興行収入を記録するなど、今後発表される新作にも期待が寄せられているだけに、ジャッキーの新作が今後どこまで記録を伸ばせるかにも注目が集まる。