フランスで100万人が見た圧巻の大ヒット社会派ドラマ!
『母の身終い』のステファヌ・ブリゼ監督が再び、フランスの名優、ヴァンサン・ランドンとタッグを組み、フランスの社会問題をドキュメントタッチで描く。
2015年カンヌ国際映画祭、2016年フランス・セザール賞主演男優賞W受賞、ヴァンサン・ランドン主演のフランス映画。
ティエリーはエンジニア一筋で働いていた会社から集団解雇された。
当初はストライキを起こしてでも闘うと仲間に息巻いていたが、結局、会社を辞め職安に通うことになる。ティエリーはようやくスーパーの警備員の仕事に就くことができる。
希望していたエンジニアの仕事ではないが、今はそんなことは言っていられない。しかし、彼はそこで、買い物客だけでなく自分の同僚たちまで不正をしていないかを監視し、発見した場合には告発しなければならないことを知る。
ある日、告発によって、従業員の一人が自殺し、彼は会社側の厳しい対応に内心疑問を覚えるが―