香港のスター、ジャッキー・チェン(成龍)が創始者として昨年、中国の湖北省に映画やアニメーションの分野で活躍する人材を育てるための専門学校として設立した成龍影視伝媒学院の卒業式が6月6日行われ、ジャッキー・チェンもその席に出席し、卒業生へ祝福の言葉を送った。
卒業式で自らの人生経験を語ったジャッキー・チェンは、子役集団「七小福」のメンバーであった下積み時代、当時の夢がお腹いっぱいご飯を食べることだったことや、21歳で世間の注目を集めて大ブレークをした頃、撮影初日のギャラが3000元だったのが、翌日にいきなり480万元になるという驚きを味わったエピソードや当時はクレジットカードの使い方もろくに知らずに現金で車を買いに行き、まるで成金だったと自身の過去を顧みるストーリーを卒業生へ披露した。
また、自身の成功はアメリカへ渡ったことや、必死に覚えた英語が役に立った話も交えながら、卒業生にも様々なことにチャレンジしてほしいという考えを伝えている。