空前の大ヒットを記録したハリウッド映画『アバター』を手掛けたジェームズ・キャメロン監督を魅了した荒牧伸志監督の3DCG映画『アップルシードα』が、6月11~19日まで開催される第19回上海国際映画祭パノラマ部門で上映されることが決定し、中国で初めて正式に公開されることとなった。
不朽のSFコミック「アップルシード」のリブート映画として制作された『アップルシードα』は、日米合作映画として巨匠・荒牧伸志監督が2014年に手掛けた長編3DCGアニメ映画である。
リアルな人間を思わせるような高い映像技術と最高峰の3D技術を取り入れた戦闘シーンなどが評価され、最新鋭アニメーション作品と評価されて上海国際映画祭への出品が決定した。
2015年初春に日本で公開された4DX版も上映された。実写的でフォトリアル調の映像は、未来そのものに埋没できるようなリアルさを感じさせる。中国で正式に上映するのは今回が初めて。
荒牧伸志監督は同映画祭に合わせ、6月16日夜の上映会後、舞台あいさつにも登場する予定になっている。