今年の春節に中国で上映がスタートし、瞬く間に歴代中国映画業界史上最高となる興行収入を記録したチャウ・シンチー(周星馳)監督の中国映画『美人魚』で主演を務めた新人女優リン・ユン(林允)がニューヨーク・アジア映画祭のライジング・スター賞を受賞したことが、映画誌「スクリーン・インターナショナル」インターネット版にて報じられている。
来月開幕するニューヨーク・アジア映画祭だが、リン・ユンとともに日本からは綾野剛、フィリピンからは女優テリ・マルヴァーもライジング・スター賞を受賞することになる。
リン・ユンは『美人魚』のオーディションで12万人の中から抜擢されてスクリーンデビューし、映画のヒットとともに一気にスターへと変貌した。
なお、これまでライジング・スター賞は、日本から二階堂ふみ、染谷将太ら、中国からは演技派俳優として知られるホアン・ボー(黄渤)らが選出されてきている。