カンヌのコンペティション部門に出品しているジム・ジャームッシュ監督の新作『Paterson 』に日本の永瀬正敏が友情出演していることが、永瀬正敏のオフィシャルファンページとなるFACEBOOKで発表された。
永瀬の役は、最後のシーンで主演のアダム・ドライバーと絡む、日本の詩人の役だという。
【米映画監督 Jim Jarmusch監督最新作『Paterson』に永瀬友情出演!!】
【映画《Paterson 》が『第69回カンヌ国際映画祭』official selection コンペティション部門に選出!!2年連続永瀬出演作品がカンヌ出品!】
スタッフの発表によるコメント。
発表が遅くなりましたが、この度永瀬はアメリカの映画監督ジム・ジャームッシュ氏の最新作《Paterson 》に友情出演しています。
そして、、、。
『脚本を書きながらEARL(※永瀬のニックネーム)の事をずっと思っていたんだ。
君の事を思いながらこのシーンを書いた。
たった1シーンだけだけど、ラストシーンでとても重要な役なんだ。出演してもらえないだろうか?』
ある日ジム・ジャームッシュ監督から届いたメッセージ。
永瀬は
『もちろん!もちろんだよ、ジム!喜んで出演させてもらいます!』
とすぐに返信し、昨年の10月中旬アメリカ・ニューヨークに単身旅立ちました。『Mystery Train』以来のジャームッシュ・ファミリーとの撮影でした。
アダム・ドライバーさん(※“スターウォーズ/フォースの覚醒”のカイロ・レン役等で活躍)との重要なシーンでの出演。
永瀬の役はラストシーンに登場する“Japanese Poet(日本の詩人)”。
永瀬はジャームッシュcrewとの仕事をとても楽しんだ様です。
撮影終了後も忙しい合間をぬって、ジム・ジャームッシュ監督はわざわざ永瀬をランチに誘ったり、久し振りの再会を喜びあった模様です。
そして、、、その《Paterson(パターソン) 》が『第69回カンヌ国際映画祭』official selection コンペティション部門に選出されました!
先程16日夜(現地時間)ワールドプレミア上映無事に終了し、観客の皆さんから凄まじいスタンディングオベーションと大喝采を受け、上映は大絶賛だったとの事!
ジム・ジャームッシュ監督、おめでとうございます!
昨年の『あん(河瀨直美監督)』に引き続き2年連続永瀬出演作がカンヌに選ばれ、しかもofficial selection コンペティション部門に選ばれた全ての作品の中で、俳優としての参加、、、永瀬が唯一の日本人だった言う事、、、それは大変光栄な事だと思いました。(スタッフより)
1989年の『MYSTERY TRAIN』(カンヌ映画祭 最優秀芸術貢献賞)以来のジム・ジャームッシュ監督作品への出演となる。
カンヌでの新作『PATERSON』映像クリップ
プレミア上映では、大絶賛!初期のジャームッシュ監督作品を彷彿させる作品のようです。
すでに、コンペティション受賞の期待が多く寄せられています---