超豪華オールスターが集まった本作ですが、今回解禁されたのはハリウッド映画主役級の
キャストたちが次々と本作の見所を語るゴージャスな特別映像です。
まず「これぞまさにコーエン兄弟の作品だ」と語るのが、誘拐されるマヌケな大スター・ウィットロックを演じたジョージ・クルーニー。コーエン兄弟作品4度目の出演となり、毎度おなじみの
おバカキャラを熱演したスター俳優が自信を持って本作の仕上がりに太鼓判を押します。
それに続くのが、本作で見事なタップダンスと美声を披露したミュージカルスター役のチャニング・テイタム。
コーエン兄弟の大ファンであり、本作の役を二つ返事で引き受けたという彼が
「まるで1950年代の映画スタジオに入り込んだような夢の世界だ」と、
そのゴージャスな世界観を伝えます。
本作の捜査劇の中心となるのが、ジョシュ・ブローリン演じるスタジオの便利屋エディ。
「変人だらけの昔の映画業界を描いている」と彼が語るように、本作では個性豊かなキャラクターが次々に登場します。
このほかにも本映像では、『スター・ウォーズ』スピンオフ作品での若きハン・ソロ役が
決まっている今大注目の若手俳優アルデン・エーレンライクや、水も滴るセクシーな若手女優を
演じたスカーレット・ヨハンソン、双子のゴシップ誌記者を一人二役で演じたティルダ・スウィントン、神経質な映画監督役のレイフ・ファインズといった面々が登場し、次々と映し出される見所シーンと共に映画愛に満ちた本作の素晴らしさ、そしてコーエン兄弟への感嘆の念を伝えています。
豪華スター共演の本作にふさわしい華やかな映像です。
巨匠コーエン兄弟の元、素晴らしいキャストが集まった本作ですが、実はコーエン兄弟と
ジョージ・クルーニーの初仕事となった『オー・ブラザー!』(00)制作時には構想が存在していたそう。
「ジョージと一緒に仕事を始めたころ、僕らにはアイディアがあってそれを彼に話したんだ。
その頃は、まぬけな二枚目俳優が『ヘイル、シーザー!』という大作を撮っているという程度の話でしかなかったんだけど、彼がすごく気に入ってね。
それで彼が、この作品が僕らが一緒に作る次回作になるって触れ回りはじめたんだ(笑)。
その頃の僕らは本当に映画にするつもりはなかったんだけどね。でも数年後、腰を据えて書いてみようってことになったんだ」と企画秘話を語るイーサン・コーエン。
長年温め続けた本作がついに現実のものになったことを嬉々として明かしています。
本特別映像の最後、コーエン兄弟について「独特の世界観があるからいいの」とティルダ・スウィントンが語れば、「脚本やキャラクターに知性があふれている」と語るレイフ・ファインズ。
その姿にキャスト陣のコーエン兄弟への尊敬の念と、本作への自信を見ることができます。
『ヘイル、シーザー!』
■監督・脚本・製作:
ジョエル&イーサン・コーエン
『ファーゴ』、『ビッグ・リボウスキ』、『ノーカントリー』、『トゥルー・グリット』
■キャスト:
ジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、アルデン・エーレンライク、
レイフ・ファインズ、ジョナ・ヒル、スカーレット・ヨハンソン、フランシス・マクドーマンド、
ティルダ・スウィントン、 チャニング・テイタムほか
■全米公開:2月5日
■原題:Hail,Caesar!
■コピーライト:(C) Universal Pictures
■公開表記:5月13日(金) TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー
■配給:東宝東和