インディペンデントの作品ながら、大ヒットしている『ハッピーアワー』がまたしても海外の映画祭で受賞したことがわかった。
今回は、スペインのバルセロナで4月21日〜5月1日まで開催された「第6回バルセロナ・オトゥール国際映画祭」にて観客賞を受賞!

同映画祭は今年でまだ6回目ながら、商業ラインに乗りにくい優れたインディペンデント、アート系の現代映画を世界中から集めた掛け替えのないイベントとなっている。

濱口竜介監督はツイッターで

バルセロナ・オトゥール国際映画祭にて『ハッピーアワー』が観客賞を受賞しました!賞は水物と常々思いますが、言語も文化も違う多くの観客がこの長い映画に付き合ってくれた結果の観客賞、宝物のように思います。素直に嬉しい。Gràcies!

と、喜びをコメントしている。

海外での受賞は、ワールドプレミアとなったロカルノ国際映画祭での最優秀女優賞(田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りら)及び脚本スペシャルメンションに始まり、ナント三大陸映画祭では『銀の気球』賞及び観客賞。そして、シンガポール国際映画祭最優秀監督賞に続き4度目となった。
また、観客からの一般投票で選ばれる観客賞受賞はナントに続き2度目となっている。

なお、同作品は現在は、韓国のチョンジュ映画祭で上映されたりしており、まだまだ世界の映画祭での受賞もあるかもしれませんね---

画像: 映画『ハッピーアワー』予告編 youtu.be

映画『ハッピーアワー』予告編

youtu.be

現在、全国で巡回上映しており、また東京では、新文芸坐 5月27日(金)~5月29日(日)
東京・キネカ大森 6月4日 (土)~ 6月17日(金) の上映が予定されている。
詳細は公式ページより

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