映画『レッドクリフ』や『夜の上海』などに出演し、中国を代表する国際派女優として知られるヴィッキー・チャオ(趙薇)の監督作品第2弾となる映画『沒有別的愛』が先月から撮影中だが、このたび発表されたメインキャストに日本の女優、水原希子の名前が入っていることが明らかになった。
女優として高い知名度を誇るヴィッキー・チャオは、06年に母校の映画大学へ再び戻り、監督としてのノウハウを学んでいた。
13年に公開された監督第1弾『So Young ~過ぎ去りし青春に捧ぐ~』は、中国での興行収入が7億2000万元(約123億円)を記録する大ヒットを飛ばし、ヴィッキー・チャオは米紙ロサンゼルス・タイムズによれば「最も期待される4人の華人女性監督」の1人にも選ばれている。
この『沒有別的愛』のメインキャストには『ラストエンペラー』などで知られるジョアン・チェン(陳冲)やユエン・チュアン(袁泉)、ニン・ジン(寧静)といった中国の有名俳優と並び、日本から水原希子もその名を連ねていることが現地メディアの報道でわかった。