今年11月2日に築地の業務を終了し11月7日、豊洲市場としての開場を予定している、東京都中央卸売市場築地市場。
古くは江戸時代まで歴史を遡る魚河岸は、日本橋から移転し現在に至るまで、約80年に渡り日本の台所として私たちの食文化を支え続けてきました。
映画『TSUKIJIWONDERLAND (築地ワンダーランド)』は、その築地市場に初めて1年以上に渡りカメラが入り映画撮影を敢行、一般の人は足を踏み入れることのできない築地の深部まで迫ります。
この度、米国最大の映画祭のひとつであるシアトル国際映画祭(5月19日〜6月12日)と「美食の街」の 映画祭として知られるサン・セバスチャン国際映画祭(9月16日〜24日)への出品が正式に決定致しました!
シアトル国際映画祭での上映がワールドプレミアとなります。
今世界が注目する日本食文化、その神髄 に迫る本作が世界で羽ばたきます。
またティザービジュアルも解禁!
築地という漢字をモチーフに市場の風景が見え隠れする、まだ見たことのない世界を覗き込んだ気持ちになるビジュアルとなりました。
世界最大のフィッシュマーケットと呼ばれる築地市場。その取引量はもちろんのこと、長年にわたり集積した海産物にまつわる知識、技術においても他に類を見ない市場です。
古くは江戸時代まで歴史を遡る魚河岸は、日本橋から現在の地に移転し約80年、
日本の台所とも称され昔も今も我々の食文化を支え続けています。
鮨、てんぷら、刺身、出汁 ....
洗練・多様化された魚食文化、そして、世界的ブームにもなっている日本食を、
支えつくってきたものは何か? なぜ日本の魚は旨いのか?
世界を魅了する日本食文化の秘密は築地にあるのかもしれません。
本作品では、築地で働く魚のプロフェッショナル集団=仲卸の人々の姿を通して
知られざる市場の本質、そして日本の食文化の真髄に迫ります。
築地で働く人々の思い、プライドや粋、魚河岸文化は見る人を魅了するでしょう。
世代を超えて受け継がれる、知恵や匠の技には誰もが圧倒されることでしょう。
予定される移転を前に、現在の築地市場の姿をフィルムに残す、
そして、築地という文化と日本人が築き上げてきた食文化の奥深さを
世界に、未来に、伝えます。
4月29日(金・祝)より東劇ほか全国の上映館にて前売りチケット(価格:1400 円税込)が発売開始!
<STORY>
世界一の魚市場《TSUKIJI》 初めて1年4か月にわたる長期撮影が許され、カメラが捉えた知られざる市場の姿
人々の息遣いと心揺さぶる生き様 ──〈築地市場〉初の映画
使命感を持って働く魚のプロフェッショナル〈仲卸〉の日々の営みや彼らを取り巻く人間模様を、築地の四季と共に美しい映像で紡ぐ。世界中の料理人から旅行者までを魅了してやまない“TSUKIJI”の真の姿が初めて浮き彫りになる。
すきやばし次郎、鮨さいとう、すし匠、石かわ、銀座小十、ESqUISSE、noma、道場六三郎 etc. 料理界をけん引する職人たちがなぜ、築地に魅せられるのか?食の最前線、 その舞台裏に迫る。
タイトル:『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』
監督・脚本・編集:遠藤尚太郎
音楽:Takahiro Kido
取材協力:築地で働く人々(仲卸ほか)/すきやばし次郎 鮨さいとう すし匠 第三春美鮨 㐂寿司 石かわ 銀座小十 ESqUISSE
みかわ是山居 道場六三郎 René Redzepi(noma) Theodore C. Bestor(文化人類学者) 服部幸應 山本益博 犬養裕美子ほか
協力:東京都中央卸売市場築地市場 東京魚市場卸協同組合
製作・配給:松竹メディア事業部
©2016 松竹
上映時間:110分