暴力とフェティシズム、鮮血と愛液、狂気のビザールシネマ決定版!
佐藤寿保監督 最新作『眼球の夢』公開が決定!

サトウトシキ、佐野和宏、瀬々敬久と共にピンク四天王と言われてきた佐藤寿保監督。
話題作となっている『華魂 幻影』の公開を、前にして、早くも新作の情報が入ってきた。

プロデューサーを務めるのは、海洋ドキュメンタリー作品で話題になった『リヴァイアサン』の監督ルーシァン・キャステーヌ=テイラーとヴェレナ・パラヴェル。日本のピンク映画の研究中に佐藤監督作品と出会い、この企画がスタートしたという。

江戸川乱歩原作の『乱歩地獄/芋虫』(03)、谷崎潤一郎原作の『刺青 SI-SEI』(05)以来およそ10年ぶりにタッグを組むのはカルト脚本家・夢野史郎。
少女と猟奇殺人鬼の血まみれの交流を描いた『秘蜜の花園(ロリータ・バイブ責め)』(87)、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督へリスペクトを込めた『オスティア~月蝕映画館~(狂った舞踏会)』(89)、川端康成の「眠れる美女」をモチーフに劇薬ハルシオンを巡る秘密組織の恐怖を綴った『視線上のアリア(浮気妻 恥辱責め)』(92)など、これまでも尋常ならざる映像群を生み出し続けてきた日本のブニュエル×ダリとも言える二人。

そんな犯罪ギリギリの二本のアンテナが長い沈黙を経て対峙した先には、予測不能な官能の極北があった…。

画像: http://gankyu.net

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“生き別れた眼球”を探すため、カメラ片手に魔都TOKYOを彷徨う麻耶。浮遊するがごとく眼球を求め続ける麻耶の姿を記録する脳外科医と、麻耶の眼球を狙う黒ずくめの怪しい眼球コレクター。

三人が一つの線として結ばれた時、血の惨劇が幕を開ける…。

佐藤寿保監督

1959年静岡県生まれ。東京工芸大学卒業後、向井寛主宰の「獅子プロダクション」に参加。
ピンク映画の世界に足を踏み入れ、滝田洋二郎らの助監督を務める。
85年「狂った触覚(激愛!ロリータ密猟)」で監督デビュー。同年ズームアップ映画祭新人監督賞を受賞。以後、日常にひそむ狂気と倒錯のエロチシズムをハードな映像で描き続けた手法はピンク映画という枠を超えた注目を集め、サトウトシキ、佐野和宏、瀬々敬久とともにピンク四天王と称され、その筆頭として人気が高まっていく。

その作風はロッテルダム映画祭、ヴィエンナーレ映画祭など海外でも高い関心を集める。96年「藪の中」で一般映画に進出。代表作に「秘蜜の花園」(87)、「仮面の誘惑」(88)、「Naked Blood女虐」(96)、「やわらかい肌」(98)、「乱歩地獄・芋虫」(05)、「刺青」(06)「名前のない女たち」(2010)はモスクワ国際映画祭など多数の映画祭に出品され、カナダのファンタジア映画祭では主演の安井紀絵が主演女優賞を受賞した。
4月30日より近作『華魂 幻影』が公開スタートする。


出演
万里紗 桜木梨奈 中野剛 PANTA 小林竜樹 佐川一政 シャイリー波輝 川瀬陽太 和女

監督
佐藤寿保
脚本
夢野史郎
プロデューサー:
ヴェレナ・パラヴェル ルーシァン・キャスティーヌ=テイラー 坂口一直

7月よりシアター・イメージフォーラムほか順次公開!

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