4月16日から北京の雁栖国際会議場をメーン会場に開催されていた第6回北京国際映画祭が4月23日に閉幕し、注目のコンペティション部門「天壇奨」の最優秀作品賞には15作品の中からアルゼンチン映画『La Patota』が見事受賞を獲得する結果となった。
最優秀主演男優賞は『Under Sandet 』(地雷と少年兵)で輝きを放った18歳の若手俳優Louis Hofmann(ルイス・ホフマン)が、最優秀主演女優賞には『La Patota』からDolores Fonzi(ドロレス・フォンシ)がそれぞれ選出された。
そのほか、最優秀監督賞に選ばれたのはデンマーク映画『The Idealist』を手掛けたクリスティーナ・ローゼンダール監督であった。
中華圏の俳優としては台湾の俳優ジン・シージエ(金士傑)が最優秀助演男優賞を受賞したほか、最優秀ビジュアル効果賞に中国映画『滾蛋[口巴]!腫瘤君』が選ばれている。
なお、今回の審査員は映画「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー監督はじめ、中国の女優シュイ・チン(許晴)、日本から滝田洋二郎監督などが務めた。