貧困層が暮らすフランスのパリ郊外にある高校で起こった実話を元に描かれた映画『Les Heritiers』が、8月に日本で公開されることが分かった。
邦題は『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』に決まり、マリー・カスティーユ・マンシオン・シャール監督がメガホンを取り、教師アンヌを演じた名女優アリアンヌ・アスカリッドがセザール賞主演女優賞を獲得した話題作が日本で上映されることになる。
ストーリーは、厳格な歴史教師アンヌ・ゲゲンがパリ郊外にある高校に赴任し、そこで出会う生徒たちとの関わりや変化を描いていくもの。アウシュビッツ強制収容所の生存者の話を聞く授業に生徒をアンヌが招待したことがきっかけになり、落ちこぼれクラスの生徒たちが変化していく。