フランス政府が国に大きく貢献した軍人、文化人、一般人に与えられるレジオンドヌールの勲章を女優のソフィー・マルソーが拒否していたことが、日刊紙フィガロの報道で12日明らかになった。
これまで、ジェラール・ドパルデュー、カトリーヌ・ドヌーヴ、ポール・マッカートニー、ライザ・ミネリ、デニス・ホッパー、クリント・イーストウッド、ロバート・レッドフォードなど、著名人たちがこの勲章を受章している。
映画界でフランス以外の監督では海外の監督では、アッバス・キアロスタミやツァイ・ミンリャン。日本からも、多くの受賞者がおり、黒澤明監督、建築家安藤忠雄や最近ではファッションデザイナー三宅一生なども名を連ねている。

画像: http://japanese.donga.com/List/3/all/27/527605/1

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フランス女優のソフィー・マルソー(49、写真)が、フランス最高勲章と言われているレジオンドヌールの受賞を拒否した。フランス文化芸術発展に寄与した功労が認められたマルソーは8日、ツイッターに、「昨年だけで154人を処刑したサウジアラビアの皇太子にこの賞が与えられた。これが私が受賞を拒否した理由だ」と明らかにしたと、フランス日刊紙・フィガロが12日付で報じた。
マルソーは1980年に公開された映画「ラブーム」に出演して、清純な容姿で一躍世界的スターとなった。今まで43本の映画に出演しており、最近は環境運動や社会運動にも積極的に参加している。2014年は、同棲女性との別れにつながったフランソワ・オランド大統領の恋愛スキャンダルに対し、「オランドは卑劣な臆病者だ」と憚ることなく毒舌を浴びせかけたこともある。

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